第2戦までが勝負

今日はナビスコ杯ですが、先週のF1について。

中嶋一貴について、初戦6位入賞は結果としては上々でした。
あくまで、セカンドドライバーの結果としては、ですが。
同僚のロズベルグは3位表彰台に上がっています。
次戦以降も同じレベルの走りでは、膨らんだ期待感がしぼみます。
セカンドドライバーは堅実な走りがチームからは期待されますが、
一貴には堅実な走りの中にも一瞬の飛びぬけた速さを期待したいです。

過去のチャンピオンたちの新人時代のレースがそうだった。
セナもシューマッハも、チャンピオンではなかったがアレジも、
みんな新人時代から速かった。マシンが戦闘力のあることはわかったのだから、
次戦こそほんとの意味で父を超えて欲しいです。

もう一人の日本人、佐藤琢磨。
彼のチームは、参戦できただけでもラッキー、よくやった!です。
でも初戦の琢磨はやはり平凡なドライバーではないと証明する走りを、
見せてくれました。去年のマシンで。テストも3日しか出来なかったマシンで。

彼のチーム、スーパーアグリとトップチームがどれほど違うか…。
F1に興味のない方にも簡単にわかるのはお金でしょう。
初戦の勝者ハミルトンの年棒は20億。佐藤の同僚、デビッドソンは3000万。
同じ競技とは思えないですよね。チームの規模も大きく違います。
マクラーレンはスタッフ1000人以上、スーパーアグリは80人。

これほどの違いが有りながら、琢磨は最高位11位まで順位を上げました。
マシンのテスト日数38日に対して3日のマシンで。すごくないですか?

そんなスーパーアグリも来月にはオイルマネーで買収され大きくチームが
様変わりするでしょう。チーム名もおそらく変わるでしょう。
だから明日からのマレーシアGPを応援したい。
がんばれスーパーアグリ!がんばれ琢磨!

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