
巨人・大田泰示が”山崎武打法”に再度打撃フォームを変更か?
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修
2011年09月07日 15:58 visibility5237
本日付の報知新聞の2軍なうに
巨人・大田が昨シーズン6月後半から取り組んできた軸回転打法と
今シーズン開幕直後から取り組んできた重心を低くして
コンパクトに打率を重視する打撃フォームから
2010年4月後半から6月上旬までの二軍でホームランを量産していた頃の
大きな体重移動で反動をつけて、体ごとボールにぶつかって
打ちに行くような”山崎武打法”の打ち方に
再度、打撃フォームを変更しているという記事が載っているとのこと。
宅配版の我が家の報知新聞には、そんな記事は微塵も載っていないのですが・・・(苦笑)
複数の方が掲示板に書き込みされているので、事実なのでしょう。
若手ファンの最大の懸念材料でもあった”大田の飛距離が出なくなった件”について
大田本人が一番気にしていたようで・・・
血迷って、足を生かした(それも鈴木、藤村には遠く及ばず・・・長野と同等レベルか?)
短距離ヒッターへの道を進んでしまうのか?と心配されている方も多かったはず。
私は、以前から不器用な大田には、原監督が強制している
”強制脇閉め軸足回転ボール引き付け打法”は絶対に無理だし
飛ばない統一球が導入された今シーズンは、なおさら通用しない打法であり
むしろ、原監督の理想とする山内式軸回転打法とは対極にある打ち方である
ボールを引き付けないで、極端な話・・・ベースの前でさばくようなイメージで
力感なく、バットをぶつけていくような打ち方をしている選手の方が
あきらかにホームランを量産していたり、高打率を残しています。
例としては、前半戦のバレンティン、おかわり中村、松田(ソフトバンク)、長野。
逆に原監督の理想とする山内式軸回転打法・・・
基本に忠実で脇を締めて、軸足回転を強く意識しながら・・・
ボールをぎりぎりまで引き付けて、コンパクトにバットを振りぬく・・・
例としては、中日の森野や和田
小笠原、阿部、坂本、脇谷ら巨人野手陣の大多数や
今季絶不調な大松ら千葉ロッテ・金森打撃コーチ傘下の選手たちであり
過去には、元阪神の今岡(現ロッテ)のように軸足回転打法への変更に失敗した結果
野球生命を終わらせた選手(今岡はまだ現役ではありますが・・・)も多くいます。
まだ、私自身が”報知新聞の2軍なう”の記事を確認できていませんので
早く、紙面にて確認したいところではありますが・・・
この記事が本当であるならば
大田泰示は、来年間違いなく長距離砲として一軍でブレイクすると思っています。
問題は、軸回転打法に拘る原監督の余計な打撃指導がないのを祈るという点と
多少、確実性が落ちたとしても一軍でホームラン20本前後を打つであろう大田の打撃を
どこまで我慢できるかに尽きると思います。
打撃フォームを体重移動の大きい打ち方に戻した(近づけた)ことで
以前のような李スンヨプばりの”バレリーナクルリ”の外角低めの変化球空振り三振が
増えてくるのは目に見えていますが・・・
今の飛距離の全くでやしない”コンパクトなスイング”とやらでも
外角低めどころか真ん中低めでもバットにボールが当たらないことには変わりはなく・・・
だったら、プロ入り以来、大田が唯一”長距離砲としての大器の片鱗”を見せ付けてくれた
2010年4月後半から6月中旬までの”山崎武打法”に戻るのは大賛成であり
むしろ、大田がプロで中長距離砲として大成するには
それ以外に道はないとすら思っています。
あれ?報知の記事を読んだ複数の方の書き込みをよく見ると・・・
軸回転打法と重心を低くしたフォームと体重移動の大きいフォームをブレンドした
打撃フォームにする?とか非常に微妙な言い回しだなあ・・・
中途半端な低重心打法(ノーステップにしないで、軸回転すり足打法にこだわった)に
失敗した反省が生きてないぞ!!
もう原監督の信じて疑わない軸回転打法は一切捨てて・・・
単純に一番打ちやすい打撃フォーム
一番飛距離が出る打撃フォーム
一番結果が出る打撃フォーム
一番自分自身が納得できる打撃フォームで
周りの意見に左右されることなく、いい加減ころころ打撃フォームを変えることなく
自分自身(の打撃フォーム)とばかり戦っていないで
目の前にいる相手投手と戦って欲しい。
これは、中井ら他の二軍の若手選手にも言いたい。
打席に入っても、何度も何度も左腕で脇を締める動作を繰り返しながら
右腕で脇を締めながらエアーバッティングなんて繰り返しているのは・・・
巨人の若手野手だけだぞ!!
結果が出ているのなら、それでも良いけど・・・
今の状態では、なんか、戦う前から負けているような気がしてしまう。
一軍で活躍している、おかわり中村や松田や長野を見て勉強して欲しい。
誰も打席に入ってまで”エアー打撃”なんてしていないはずだから。
そして、何よりも怪我にだけは気をつけて
秋季練習(節電のせいで日程がずれている為、キャンプはないでしょう)と自主トレで
徹底的に守備練習を積んで・・・
来シーズンの春季キャンプ・紅白戦で2年目の坂本や1年目の長野のように
いきなりドデカイ本塁打をぶちかまして
原監督に来シーズンの英才教育指定選手としてインプットされる存在になって欲しい。
今の巨人では、オープン戦までにレギュラーとしてやっていけると思わせる結果を
残さないことには、そのシーズンでのレギュラー候補としては起用してもらえないのだから。
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