
無駄な動き?
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MasterK
2010年03月17日 16:43 visibility80
今日は投手からの2塁牽制や捕手からの走者牽制のサインをと思いましたが、
最初からアレコレ手を出さずにやりたいと思います。
しかし、目標はあくまでもマスターズ出場そして全国制覇ですので、それを目指す
ためのゲームはしていきたいと思います。
そこで今日はLL名古屋10ケ条にも掲げているカバーリングについてお話します。
あるチームのセカンドの控えの選手がいました。
その選手は立場上、与えられたチャンスに全力でプレーして信頼を勝ち取る事と、
自分自身をアピールすることを目標にプレーしていました。
当然「カバーリング」も彼にとっては大切な仕事。
いつも走者がいない時のサードゴロ、ショートゴロに対しては一塁後方に全力で走っていました。
イメージは「当り前のように二塁へ向かう走者を二塁で殺す!」
しかし暴投するというケースはなかなかありませんでした。
(チームにとっては良い事です!)
しかしある時、レギュラー選手が故障してスタメンに名を連ねるチャンスがありました。
フルイニングでの出場はきつくて、「どうせ暴投しないし、一回くらいサボってもいいかなぁ〜」
なんとその時、サードゴロを一塁に低投! ファールグランドにボールが転々…
走者はゆうゆうとセカンドベースへ!
「しまった〜!いつもやってるのに〜」 「何もこんな時に〜」
出てくるのは後悔ばかり!
その経験を生かしその後も必死にバックアップしましたが、
そんなケースは二度となかったそうです。
たった1回だけサボった、その時に…
このように野球には万一に備え、「無駄な動きをするケース」がたくさんあります。
2死走者一塁で外野フライ!
まさかボールを落とさないだろうとゆっくり走り、三塁でストップか、
それとも全力で走って本塁まで帰り、一点とるか?
ボールを落とさなければ全力で走っても無駄になってしまいます。
しかしどうでしょう?
強いチームと弱いチームの差はこんなところの「意識の差」と関連はないでしょうか?
こんなケースもなかなかお目にかかれませんが、何が起こるかわからないのが野球!
「無駄な動き」を大切にしていきましょう。
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- 事務局に通報しました。
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