
ランナウェイ~現実逃避
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マッキ
2015年09月11日 01:07 visibility62
この3日間、十二分に苦しみました。。
現実の壁に当たるのも貴重な体験です。
ファイターズとソフトバンクとの力の差を十二分に感じました。
ふに落ちないことは正直にあります。
でも、素直にリーグ優勝はソフトバンクです。
素直でないところでは、まだ、今年の対戦は、リーグ戦4試合と
CSで6試合と10試合の可能性が残されています。
そこで8つ勝てば、ファイターズとソフトバンクはイーブンになります。
ソフトバンクとの対戦に固執すれば、残りすべてをあと8つ勝てば
イーブンです。
ひとつ負けて、すべてを勝ってもイーブンです。
ようは、どう考えても、ファイターズは今年、ソフトバンクから勝ち越す
ことはできません。
数字の嫌いな自分が数字にこだわってみました。
数字は後から付いてくる結果であって、計算してはいけないものだと
実感しています。
ここからファイターズがどう成長していくか、一緒に体感していきます。
苦しいことがあっての楽しさです。
楽ではありません。
去年とファイターズは絶対的には同じ状況です。
(確かに、順位、全体の勝率は、去年よくなっています。)
もうひとつ成長するために野球を楽しんでいきます。
個人的に自分は、外の球を見極めて打てるようになったことは
大きな成長です。まだ途上ですが。
ファイターズはどうだったのか?
いい攻撃ができるようになったのは事実。
粘りで得点して本塁打が出るようになったのに、なぜか、本塁打で
流れをつかむような流れになってしまった。
守備からリズムを作る流れ、絶対的に必要だと思います。
投手なのか捕手なのか。
結果からですが、近藤が捕手だった前半はうまくはまったと思います。
今年、やっとショートが落ち着いたファイターズ、これからは捕手だと思い
ます。どういう決断、選手と首脳陣とで意思疎通があるか、楽しみです。
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自分の高校1年、夏の県大会は、1回戦、3つの本塁打で勝ち
ました。
1番打者、3番打者、4番打者が本塁打を放ちました。
1番打者の方とは、試合の前日に、全体練習の後、名残惜しいように、
自分を相手にトスバッティングを永遠としていただきました。
3番打者の方は、5月からずっとショートでキャッチボールから練習を
一緒にさせていただいて、瞬発力と柔軟性は感じていました。
4番打者の方は、間違いなく本塁打を打つような方でした。
主将で、ファースト4番で、マンガに出てくる典型的な4番打者でした。
投手も速球派で、すごいと思いました。
今、思えば、自分たち1年生が5月から(通常は8月からでしたが)、普通に
3年生と練習したおかげで、チームワーク?技術以外のところでかけている
のを体験しました。練習とはいえ、その投手の方と、自分がショートであうん
の呼吸でけん制してさせるくらいでした。チームワークにうえていたような・・・・。
(1年生を例外で5月から練習に参加さられた意義を感じています。)
夏の大会直前に、主将が捕手になり、かえって、個々の技術だけは発揮され
ましたが、2回戦で、同じ地区のチームに惜敗しました。
華やかなチームでした。
自分が高校にいた中で、個々の力は一番強かったと思います。
そして、華やかな花火が散ったように、夏の大会の後、2年生5人、
1年生7人の12名での自分の高校野球が始まりました。
ほとんど何も覚えていません。
12名で、朝から晩まで、田んぼの中のグランドで、とにかく声を出したこと、
常に走ること、ただそれだけでした。
何を練習していたかは、今でも覚えていません。
とにかく立ち走っていたこと、足を止められるのは、田んぼにボールが入った
時で、これが逆に、苦痛になりました。急に冷静におれ何をやっているんだろう、
夏休み、田んぼの中で、野球のボール捜しをしている自分がいやになりました。
マジで、普通のやつらは、勉強とかしているんだろなあ、と以外に前向きでした。
勉強するよりは、グラウンドに戻って野球をしたいと思いました。
声は、とにかく出汁まくっていました。
白い歯が見えただけで、声を出せと叱咤、激励でした。
罵声、恫喝ではありません。
お互いに声を出していないと野球はできないという状態でした。
今だから言えます。
田んぼ真ん中にぽつんとあるグラウンド、12人が「野球(今でも基本)」
をしていました。自分自身は甲子園は考えたことはありませんでしたが、
荒木や小沢、小柳の情報はいくぶんありつつ、自分は常に声と走ること
で野球をしていました。
こんな感じで、夏休みは過ぎました。
でも、前代未聞、秋の地区予選で敗退しました。
どこに負けたとか、記憶がないくらい、地区予選で負けて、普通に
文化祭に出たことを覚えています。
普通なら秋季県大会に出ている野球部員が、文化祭で、なにかを
盛り付けて楽しんでいました。
ありえない経験だし、いいかなと気楽でした。
でも、2年生の気持ちは、測りきれないものがたったと思います。
とりあえず、冬の練習時間の延長しました。また、筋トレ用の手作りの
バーベルを2年生の親せきの方が寄贈してくれました。通常の20kgの
バーベルの倍ぐらいあるバーベルが増え、生死を感じるくらいに練習
した記憶があります。
これが、後の準々決勝につながるのですが、ここという定期戦、夏の
大会だけは勝てました。
壮行会の席で、主将が、これだけはやったという公言、日常から口に
出していた「妥協しない」精神にすべては救われていたと実感しています。
たいしたことをしていないような高校1年の夏、秋でもありました。
声を出し続けること、常に走ることを、人数が少なかったので当たり前に
しただけです。
妥協をしないこと、当たり前にチーム全員が思えること、継続できること、
が重要なのなのだと思っています。
これだけではないと思います。
妥協しないこと、当たり前のことを当たり前に自覚できること、これだけで
高校以降、30年生きてきました。
体の中に埋まっているから、自覚はできないのかもしれません。
いろんなところで、自然と出ているのかもしれませんし、足かせになっている
かもしれません。
いい思い出です。
次は、高校2年の夏から記します。
意外とあっさりときました。
2年から3年までもあっさりと記したいものです。
楽しいと思えば、何でも簡潔に書けるものです。
でも2年の夏からは・・・・・。
毎日の10km走のおかげで、校内マラソン大会で360人中、6位に入賞
できました。
でも、その上に、野球部のチームメートが、3位と4位に平然といました。
1年生と同じく、12名(2年7人、1年5人)での、高校2年生の夏の練習が
スタートしました。
競争?の始まりまです。
いろんなことで競争、どん欲が芽生えたかもしれません。
それと劣等感、けがによる卑屈、自分の迷い?
じっくりと自分を返り見られればいいと思っています。
さくっといったら、まだまだ野球をしながら書き続けます。
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