グランパス首位!

  • taki
    2008年04月13日 01:59 visibility56

清水エスパルスに勝利して首位に立ちました!暫定ですけどね(笑)

しかしながら今の名古屋は勢いに乗っていますね。ピクシーの勝利への意欲が選手にしているのでしょうか。おそらく今の名古屋グランパスの中で誰よりも、つまり選手よりもコーチよりもフロントよりも勝つことに力を入れているであろうピクシーの情熱が選手にそして首脳陣に伝わっていけばきっとこれからも良いチームでいられるでしょう。

よく言葉で「名選手、名監督にならず」という言葉がありますがピクシーの場合は事情が違うようです。
しかしながらなぜこんな言葉がでるのでしょうか?そして名選手で名監督になれる人とそうでない人の違いは何でしょうか?

いろいろあるでしょうがその中で一つと思われるのはその監督がどんな選手だったかということも関係していると思います。

前回の監督に関する日記に似てますが選手も二つにタイプを分類することができます(くどいですがもちろんそれが当てはまらない人もいますが)

1.チームが負けても自分のプレーが良いプレーをしたかどうかを気にする選手
2.自分のパフォーマンスよりも勝利というものに執着する選手

前者の方はどちらかというとエゴイスト的な選手のことです。サッカーというのは一人でできるスポーツではないため自分がいかに良いプレーをしてもそれが勝利に結びつかないこともあります。それゆえに自分がいかに良いサッカーをしたかを気にする選手。

後者の方は説明の必要もないでしょうがとにかく負けず嫌いでチームの勝利が第一でたとえば自分が良いプレーをしても勝たなきゃ意味がないと考えるタイプ。

エゴイストタイプの選手は自分に厳しいため活躍するときは大活躍するけれども監督との対立も多かったり何かしらトラブルを起こすことが度々あります。こういった人が監督になるとチームを一つにまとめあげることがうまくいかず、チームが一つになりにくい傾向があるように思います。

ストイコビッチの場合はそういったタイプでは逆のように思います。有名なエピソードですが名古屋での現役時代、負けた試合後にバスで寝ていた選手に「何故寝てられるんだ!!負けて悔しくないのか!チームを強くしたいと思わないのか?勝って喜ぶためにサッカーをしているんだろう!!」と怒鳴りつけたことがあるくらいです。とにかく「勝利」しか頭にないのが彼の哲学なのでしょう。

勝つために戦うなんて当たり前じゃないかと思うかも知れませんがその気持ちが監督から伝わり、そしてそれを実行することはそんな簡単なことではありません。実際に去年のグランパスと今のグランパスはだいぶ違っています。

選手に勝利への執念を浸透させる。こういったうまく理論で説明できない采配の部分を「指先のフィーリング」と言われるようですが実はここが大事な部分なのかもしれません。

まだ6節での首位だしあと30以上も試合があるのだから先はわかりません。気を引き締めてサッカーをこれからも見て行きたいと思います。

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