☆春のセンバツに夢をつないだ 9校。

(写真は某高校です)

少々遅くなりましたが、12/15に21世紀枠の各地区代表校が選出されました。
地区代表9校中、8校が公立と21世紀枠は公立高校に有利な制度です。


【北海道】 北海学園札幌(私立)
1920年に札幌商として創立。同時に野球部も創部。今秋道大会は準優勝。全4試合は、完封2試合含む7失点と安定。文武両道を掲げ、生徒が自発的に発展途上国の子どもに学用品を送るなどの活動を続けている。地元札幌圏の選手で構成され、地域との密着度も高い。

【東北】 利府(宮城・公立)
1984年創立。21世紀枠推薦は2年連続。今秋県大会で優勝、初出場となった東北大会でも4強入り。「私学2強時代」が続いている宮城県高校野球界に公立高として新風を吹き込んでいることなどが評価された。部活動にあたっては「通常の学校活動あっての野球」を実践。地域と連携した取り組みにも力を入れており、野球に対する姿勢ともに素晴らしく、野球を通した感動・共感づくりが具現化できるチームと高く評価されている。

【関東・東京】 身延(山梨・公立)
1923年創立。野球部は1931年創部。秋の県大会3位。主な推薦理由は、地域に根ざした教育を実践しており、野球部も最後まであきらめずにプレーしている、ことなどが評価された。

【北信越】 村上桜ヶ丘(新潟・公立) 
1913年創立。第78回大会以来2回目の21世紀枠推薦。秋の県大会で準優勝、今春の県大会で優勝、夏の県大会もベスト8に進出するなど、近年好成績を収めている事が評価された。また、地域と一体化した部活動も高く評価された。

【東海】 名張桔梗丘(三重・公立)
1973年創立。05年以来2回目の21世紀枠推薦。山間部にあって通学に2時間以上かかる生徒もおり、練習時間が限られる中、秋の県大会で3位、27年ぶりに東海大会出場を決めた。過去に伊賀地区から甲子園出場校がないこと、地元の選手のみで好成績を残していることなどを推薦理由に挙げた。

【近畿】 彦根東(滋賀・公立)
1798年設立(彦根藩藩校)、200年以上の歴史を持つ進学校。21世紀枠推薦選出は4回目。狭いグラウンドでの練習や、県内屈指の進学校で文武両道を実践していることなどが評価された。秋季県大会決勝で近江に延長戦の末敗れ準優勝。近畿大会でも1回戦で東洋大姫路に4−6と惜敗した。

【中国】 呉宮原(広島・公立)
1924年、呉市立中学校として創立。グラウンドは県内で最も狭い施設の一つ。練習時間は午後6時までと決まっており、長時間の練習ができない。飛距離があまり出ないテニスボールを使って打撃練習をしたりなど工夫をしている。また、毎週月曜日には通学路の清掃活動も続けている。08年度入試では当時の3年生部員23人中17人が国公立大学に合格したなどクラブ活動と学業の両立を果たしている。

【四国】 土庄(香川・公立)
1929年創立の小豆島の高校で、甲子園出場経験はなし。(小豆島から甲子園に出場したチームはない)今秋県大会では、3位決定戦で丸亀に3−5で惜敗したものの、積極的な打撃を持ち味として32年ぶりにベスト4進出を果たした。練習試合の移動に時間がかかるなどの離島のハンディを克服したことや、学校を挙げて地域のイベントやボランティアに積極的に参加するなどしたことが評価された。

【九州】 大分上野丘(大分・公立)
1886年、大分中学校として創立。県下で最も長い歴史を持つ高校。1897年創部。県内有数の進学校として知られ、部活動の練習時間が平日2時間、休日4時間と決められている中、今秋県大会で準優勝し、九州大会に出場。初戦敗退したが準優勝校の神村学園とは2―3の好ゲームだった。少ない練習時間の中、工夫と集中力で力をつけ、勉学と部活動の両立を立証したと評価された。


来年のセンバツは、希望枠が廃止され21世紀枠が3校となります。
来年1/23に、東西で1校ずつを選出し、残った7校で最後の1枠が選出されます。
東は実力の利府、
西は近畿初の21世紀枠選出という事で、文武両道、伝統校、近畿大会出場の彦根東、
最後の椅子は、歴史と文武両道と九州大会出場が評価され、大分上野丘、となるでしょう!?





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