☆2024年 花園初出場への道 ~関大北陽~

  「ピッ! ノックオン、スクラム、北陽ボール」

 

野球部は春夏通じて甲子園に14回出場、サッカー部は1973年度の選手権大会で優勝するなど、野球やサッカーの強豪校として知られる大阪の北陽高校。2008年に関西大学の併設校となり、関西大学北陽高校と改称された。

2010年には中学が新設され、ラグビー部が創部。そして、2013年には高校にもラグビー部が創部された。当初の部員は26人、それが今では74人の大所帯となった。関大との合同練習を重ねるなど強化を図り、強豪がひしめく大阪地区予選の決勝に進んだのはこれまでに6回。

そして今回、ついに高い壁を乗り越え、大阪勢としては20年ぶりの初出場となる花園の切符を手にした。

 

あっ、皆さま、ご挨拶が遅れましたが、新年明けましておめでとうございます。

 

 

 

この関大北陽は、激戦区大阪を勝ち抜いた実力が評価され、今大会のBシードに選出された。しかし、関大北陽のブロックにはBシードと遜色ない実力を持つ、天理、早実、流経大柏が入ってしまった。

2回戦で関大北陽と戦う相手が天理に決まった。ファーストジャージーがともに白とあって、セカンドジャージーで戦うことになった。関大北陽は赤基調のジャージー、天理は濃紺のジャージーに袖を通した。花園での記念すべき初試合はファーストジャージーを着て戦いたかったであろう。

結果は、惜しくも 15 - 27 で敗退となった。敗れはしたが、ベスト8に匹敵するハイレベルな試合内容であった。


個人的な感想であるが、大阪は激戦区で花園への道は遠く、やっと夢が叶った関大北陽。シード校の実力があっても初出場なので1回戦から試合をさせてあげたかった(関大北陽に限らずどのチームでも)。1回戦から試合をさせて、花園初勝利も経験させてあげたかった。花園でもう少しみたいチームだった。春の熊谷で待ってます。

 

 

 

 

最後に、先ほど準々決勝の組み合わせ抽選が行われ、以下の組み合わせとなった。

 

・桐蔭学園(神奈川)VS  東海大大阪仰星(大阪3)

・中部大春日丘(愛知)VS  佐賀工業(佐賀)

・東福岡(福岡)VS  茗溪学園(茨城)

・流経大柏(千葉)VS  大阪桐蔭(大阪2)

 

 ※流経大柏以外は全てシード校。桐蔭学園、佐賀工、東福岡がAシード。

 ※8強に東日本勢4チームが残るのは第79回大会(1999年度)の盛岡工、秋田工、埼工大深谷、國學院久我山以来で24大会ぶり。前回大会は戦後初めて、3回戦で全ての東日本勢が姿を消していた。

 

 

 

 

 

以上です。

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