
山中、惜しかったな
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spa
2017年08月19日 23:36 visibility336
こんばんは、spaです。
熱戦が続いてる夏の甲子園大会ですが、何だかんだと忙しくてあまり観れてなかったんです。初めてじっくり観れたのが、今日の第4試合の大阪桐蔭対仙台育英戦でした。
実力校同士の熱戦で、緊迫感ありましたね。九分九厘、大阪桐蔭の勝ちだと思いましたが、あそこからまさかの大逆転が起こるとは・・・
仙台育英の長谷川君、今日だけではなく一昨日の日本文理戦も熱投してましたし、疲労を考えるとさすがに明日は休ませてあげたいですけどね。連投のベスト8で、しかも相手が広陵ですか。さすがに明日は持たないんじゃないかと思いますが、頑張って欲しいですね。
さて
15日でしたか、山中慎介がTKO負けで王座陥落し、具志堅さんの連続防衛記録に並ぶ事は出来ませんでしたね、残念です。
具志堅さんの時代と違って、今は減量苦を理由にせっかくとった世界タイトルを簡単に返上する選手が目立ちます。要は減量苦によるパフォーマンスの低下を恐れ、無理して保持する世界タイトルを防衛していくよりも、増量してクラスを上げ、複数階級制覇を狙う選手が増えました。昔なら、どんな事があっても持ってる世界タイトルを自らが返上するなんて有り得なかったんですが、これも時代ですかね。
なので具志堅さんが持つ世界タイトルの連続防衛記録13回というのは、それだけ同じウエイトを保つという意味もあるので、今は余計に抜きにくくなってる記録な訳です。今回、12回まで記録を伸ばしていた山中には期待していたのですが・・・
単に記録だけを考えるならもっと弱い、世界ランク下位の選手を連れてきて山中に記録を作らせる事は出来たはずです。俗にいう亀〇方式ですけど(苦笑)
今回の大一番に山中が選んだ相手は、世界ランク1位、23戦全勝のルイス・ネリでした。強い挑戦者に勝ってこその記録だと、山中の意気込みを感じるマッチメイクです。
試合は紙一重だと思いました。山中の左もキレていたし、ネリのパンチの回転力も一級品。どっちが先に当たるかなってスリリングな展開でしたけど、ネリのパンチが先に山中を捕らえてしまいましたね・・・
山中は右ジャブはよく出してたんですが、足が動いてなかった。すぐに左をブチ込みたくて、ネリが打ってくる所を狙い過ぎてた感があったかなと。右ジャブを使いながらもっと足を使ってリズム良く戦えば神の左を当てる隙も作れたと思うし、ネリの正面に立たずパンチの標的からも外せたと思うんですが、それをさせないネリの上手さがあったんでしょうね。ネリのガードも固くて山中より隙は無かったですし、もう一度やれば勝負はどうなるか分かりませんが、今回はネリの完勝だったと思います。
山中は現地点で進退を保留していますが、何をどう決断するのか、注目したいと思います。とりあえず6年近く世界チャンピオンでいて精神的な重圧もかなりあったはず。しばらくゆっくりして貰いたいですね。
spa
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