沖縄放浪記〜高校野球決勝戦

  • 仲本
    2015年07月20日 13:45 visibility376




(試合終了後、球場外で配られた号外。なにかと話題の沖縄2紙ですね)

今年の沖縄大会は参加62校で6月20日に開幕しました。基本的に試合は土日ごとに行われ、これは決勝戦まで変わりません。つまり連投は2試合までで、準々決勝のあとも中5日の休養日(もちろんその間に練習するでしょうが)があります。



甲子園出場決定は全国で一番早く、うまくやれば負傷者も本大会までに治ってしまいます。なかなかいい感じにゆるい日程なのです。



ちなみに大阪は(以下お察しください)。



甲子園の代表決定は夏の雰囲気を盛り上げるのに格好の話題で、中でも一番乗りは必ずニュースになります。一度は沖縄の決勝戦を現地で見てみたいものだ、と長い間思っていました。







13時の試合開始に対して、チケット売り出し開始は11時。朝のうちに首里城あたりを散策してから11時40分頃に球場前に到着すると、チケット売場にはもう列ができていました。入場料500円。写真は自分のチケットを買ってから撮ったものです。



チケット売場の横で、500円の大会パンフレットが100円で投げ売りされていたので買い求めました(笑)。在庫わずかだったので貴重です。







(なにかと話題のアーチ型の鉄骨で支えられた大屋根)

球場内に入るとだいたい4割くらいの入りでしょうか。大屋根の下、ネット裏中段やや上あたりに落ち着くことにしました。この日の天気予報は曇り一時雨、降水確率60%。日射しよりも雨が気になる日でした。







(5回表。糸満、スクイズ外される)

第一シードと第二シードという本命対決になった決勝戦は糸満が先制。前半は糸満が押しぎみに進めていました。



興南は5回の一死3塁のピンチをしのいだその裏、代打策成功もあって逆転します。



6回、糸満は同点に追いついてさらに一死1塁。ここでライト線をライナーで破るクリーンヒットが出ます。先制の場面同様、1塁走者は一気にホームを突きますが、ライトからの中継プレーで今度は本塁寸前タッチアウト。勝ち越しならず。



「ピンチのあとにチャンスあり」の言葉どおり、興南はその裏先頭打者を盗塁で二塁に進めて、こちらはレフト線に落ちるタイムリー。



3−2と勝ち越しに成功した興南、比屋根投手は7回の糸満の攻撃を下位打者ながら三者凡退でピシャリとしめます。これ以上点はやらんぞ。試合の主導権が興南に移ったように見えました。







(この試合はじめてリードが2点に広がる)

7回裏、興南は9番を打つピッチャー比屋根が右中間を破る二塁打。自ら打って貴重な追加点を叩き出しました。



8回、9回の糸満の攻撃も三者凡退で退け、興南は5年ぶりの夏の甲子園。糸満は春夏連続出場を狙いましたが、去年に続いて今年も決勝で涙をのみました。



応援の様子などは次の日記でもう少し追加します。



















































































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