甲子園も「荒れる春場所」?

  • 仲本
    2009年03月22日 23:14 visibility167

※ 現地観戦ですので、その場その時の私の印象がメインです。ご了承ください。

◇ 9:40ごろに甲子園駅に到着。球場前歩道ですでに「当日券は完売」とのアナウンス。外野席に回るも(これは予定通り)、こちらも空席を見つけるのに苦労する状況でした。
◇ とにかく両チームよく打ちました。金光大阪の木場投手、もう少し直球が走ると思ったが。
◇ 問題のシーン、外野から見てると「スクイズ来たー!クロスプレー!アウトだー!」ぐらいしかわかりませんでした。ただ、直後の一連のプレーってどっかおかしくないか?とは感じました。あとで映像を見ると、一塁手のカバーが素晴らしすぎる(苦笑)。こればっかりは「審判がその瞬間その場ではそう見えた」というしかないです。アピールは「足が先に入った」と言っていると思っていました。
◇ 倉敷工の4回裏、同点3ランが大きかった。毎回得点圏に走者を送るも初回の1点のみで、4回表には一発を浴びて3点差。この回2・3塁のチャンスも無得点に終わるようなことがあれば、ずるずると点差を広げられる流れに傾きかねないところでした。
◇ 8回裏の同点打は外野手が交錯。9回表金光勝ち越しの場面も、難なくさばけばチェンジでしたが、「ばっかやろう、出しちゃいけない四球とかやっちゃいけないエラーが出るから甲子園は面白いんじゃないか」と言えばそれもその通り。全部ひっくるめてやはり熱戦だったと思います。
◇ 金光・陽川選手の9回表の打席。当然長打警戒で、左翼・中堅は絶対に頭を越させませんよという深さでしたが、お構いなしに強烈なライナーが左翼線フェンス際へ。これは迫力がありました。
◇ 9回裏、3点を追う場面で1塁走者が2盗。これも後で聞くとエンドラン崩れだったようですが、その場では「ここで走るかー。失敗したらどうすんねん」と思ったものでした。
◇ 延長に入って倉敷工業が再びスクイズ敢行。これも後から考えると、意地でもスクイズで点をとる!ということだったのかもしれません。結果はウエスト。絵に描いたように飛びついてました。
◇ 実はこの日は所用で夕方には東京に着いていなければなりませんでした。思わぬ形で延長に入って個人的にかなりハラハラしていました。なんとか試合終了まで見ることができましたが、新幹線の時間はぎりぎりでした。東へ向かう車窓から外を眺めていると、ものすごい勢いで金光大阪の校舎が遠ざかっていく…。
◇ 9回に3点差を追いついて、12回に1点差をひっくり返して逆転サヨナラ。「逆転の報徳に逆転された学校」も甲子園で借りを返せたかな?対して金光大阪、初勝利への道は険しいですね。
◇ 倉敷工業の校歌。「轟くエンジン 飛び散る火花」、もうどんだけ高度成長期やねん。ぜひ2回戦以降も勝って沈滞する日本経済に活を入れてもらいたいです。

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