草津vs熊本＠正田スタ＜勝手なみどころ＞

　帰りが遅くなりそうなので先に書いちゃいました。　

明日現地で観戦予定です。完全な主観ですので、間違いなどありましたら申し訳ありません。

＜草津＞

　開幕は栃木に乗り込んでの北関東ダービーだったが、いいところなく敗れた草津。中断期間には大学生や新潟、湘南などと練習試合を重ね、メンバーもリセット。結果は伴なっていなかったが、内容は良くなりつつあっただけに、大分相手に自信を掴んだ勝利だったはずだ。

ＤＦラインは開幕戦と比べ、御厨以外の３人が入れ替わった。練習試合でも細かくメンバーを変えていたが、大分戦に勝利したためメンバーの変更はないだろう。特に古林、永田の両サイドバックには副島監督から練習中から何度も檄が飛んでいたが、それは期待の裏返し。見事にその期待に結果で答えた。

後藤が今季のスタートから好調だ。キャンプ中から得点を量産するなど絶好調。不完全燃焼だった昨年の鬱憤を晴らすかのような調子だったが、開幕直前に負傷。開幕はメンバー外となってしまった。中断期間中にも負傷するなど怪我との戦いもあるが、前節の大分戦では右ハーフで先発出場し、見事に萬代の先制点をアシスト。昨年のアウェイの熊本戦では、ダイナミックなジャンピングボレーを決めチームを勝利に導いている。後藤へのサポーターの期待も大きいはずだ。

昨年もＷＣの中断明け初戦となった福岡との試合でも、前節の大分戦と似た展開で同様に勝利し（試合終盤に勝ち越した）、Ｊ２後半戦の台風の目となった草津。ホーム開幕となる試合で、モチベーションは高く、ＧＷの初戦で連勝を果たしたい。

　追筆・草津も大分戦は新戦力の活躍だった・・・。

＜熊本＞

東京Ｖ、岐阜をホームに迎えて初の開幕連勝スタートを切った。アウェイでは草津相手に連勝中だけに、当然この試合も勝ち点３を狙いにいく。

　まだ２試合が終わっただけだが新戦力の活躍が目につく。開幕戦では根占が古巣相手に決勝ゴールを叩き込み、前節は長沢、仲間の２トップが得点を奪い見事に結果を出した。新戦力は先述した他に目玉としてＭＦにエジミウソン、ＤＦに廣井が加入したが、チームに大きな顔ぶれの変化は見られないようす。ただ、的確な補強であることに間違いはない。昨年は終盤までＪ１昇格争いに顔を出し、リーグ戦を７位で終えている。必然的にＪ１へという気運が高まってきてもおかしくはない（開幕連勝すればなおさら）し、当然目標達成のためには取りこぼしは許されない。

注目はルーキーの仲間。レイソルＵ－１８から新加入した選手で、中学生から柏の下部組織で育っているが、実は群馬県の出身。しかも草津町からも近い東吾妻町の出身というご当地選手。開幕戦となった東京Ｖ戦でデビューを果たすと、前節の岐阜戦では初先発で決勝点となる２点目を奪って勝利に貢献している。地元出身者というだけではなく、熊本の大事な戦力として敷島に乗り込む。