Ｆ東京vs草津＠味スタ＜勝手なみどころ＞

完全な主観ですので、間違いなどありましたら申し訳ありません。現地で観戦予定です。

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＜Ｆ東京＞

　開幕当初は躓いて周りをヤキモキさせたが、前半戦１９試合を終えて１１勝５分３敗、勝ち点３８。成績や内容には不満が残るだろうが、気づけば定位置である首位に辿りついた。

今回対戦する草津は、前回の対戦ではまさかの敗戦を喫している相手。同じ相手に２度敗れることは決して許されない。ただ、３か月前に戦った時とはお互い状況が異なる。Ｆ東京は草津に敗れた次の試合の京都戦で大勝したことがきっかけとなり、その後一気に調子を上げている。

　また今週は補強にも動きがあった。大竹を放出した反面、甲府からサイドアタッカーである永里を獲得。Ｕ－２２代表に選出された田邉がリーグ終盤に不在となることが予想されるためのバックアップ？かもしれないが、そんなつもりは毛頭ないはず。更にはギリシャから坂田も獲得と補強に余念がない（坂田はこの試合に登録間に合わず）。Ｊ１へ向けて万全を期した格好だ。

後半戦はＪ１昇格争いから抜け出し、独走するための戦いになる。今年のＦ東京はホームでは未だ負けがない。３敗は全てアウェイ（千葉、草津、北九州）でのもの。この試合で本物のＦ東京の強さを見せつける。

＜草津＞

　前節のアウェイでは苦手とする鳥栖を相手に萬代、松下と核となる選手を欠きながらも熊林、後藤のゴールで逆転勝利し鳥栖との連戦を１勝１分で終えた。６試合勝ち星なしの低迷期から脱出しつつあるが、目の前に立ちはだかるのは難敵Ｆ東京だ。

今回のＦ東京は前回ホームで勝利した時のチームではなく、首位を走る本物の強さを取り戻したチームである。しかも２得点を奪い草津の勝利の立役者となったラフィーニャはいない。お互いに状況が異なる中で迎える対戦だが、草津にとっては厳しい戦いが予想される。Ｆ東京はホームで未だ負け知らず（６勝３分）。しかもホームでの失点は９試合でわずかに２。数字から見ても得点を奪うことはそう簡単なことではない。前節得点を奪い復調しつつある後藤、アレックスの２トップに掛かる期待は大きいが、結果で応えてほしい。

前回同様に正面からぶつかるのか、Ｆ東京仕様に守備を（ガチガチに）固めるのかは分からないが、Ｆ東京に今一度Ｊ２の洗礼を浴びせてもいいのではないか。得点を許さない時間帯が続けば、草津のペースに持ち込めるはず。この試合に勝てば勝敗は５分に戻る。Ｊ２を面白くするために、後半戦へ反撃の狼煙を上げるために草津は勝利を信じて戦う。