甲府vs浦和@国立



ポイントは先日日記に書いたので割愛します。



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<甲府前半>



 4-2-3-1。システムも選手も前節から大きく入れ替えてきた。DFは金→冨田、右に吉田、左に内山。MFは山本とコンビを組む中盤の底に井澤が初先発。右に柏。トップ下に片桐で、FWはマイクの1トップとなった。



        マイク



パウリーニョ 片桐   柏



      山本 井澤 

内山 冨田 ダニエル 吉田



     荒谷



 正直甲府はかなり苦戦すると思っていたが、開始早々にいきなりいい意味で裏切る展開に。開始早々から前に出てきた浦和に対し、やや引く展開になりスタートは決してよくはなかったが(甲府のオフサイドも何度かあったり)、13分左サイドで井澤のスルーパスを受けたパウリーニョが浦和DFを次々に交わして、角度のない所からゴールネットを揺らし流れを一変させる。



 19分にはまたも左サイドでパスを受けたパウリーニョが、中央へ上げたクロスに待っていたのはマイク。得意の頭で2点目を奪った。この場面でマイクがフリーだったように浦和DFのマークはズレまくり、あまりにも甲府の選手を自由にさせすぎた。



 直後の23分にFKから1点を返され嫌な流れになりかけたが、相手のロングボールに対し山本、井澤両選手がセカンドボールを拾ったことで攻撃の流れを切ることができた。そして43分に中央で片桐が出したパスにパウリーニョが浦和DFを交わし3点目を流し込んだ。



ちょっと先述したが浦和DFの対応の拙さも手伝い、浦和陣内に侵入してから個々がフリーでボールを保持できる時間が長かったと感じた。とは言え一方的な展開だった訳ではない中で、3点を奪ったことを考えればとても連敗中のチームとは思えなかった。



 2点リード、特に3点目を奪えたことは非常に大きな価値があるが、このリードを保つのは非常に難しいだろう。勝ち点3は必須だが、前半の緊張感が緩まなければいいのだが。後半開始直後に失点すればひっくり返される可能性もあるだけに、いかにゲームコントロールするかが後半の注目だ。



 



<浦和前半>



 スタメン発表時は4-3-3だが、4-2-3-1。出場停止のDF山田暢に代わりスピラノビッチが入った以外に変更はない。(システムがいびつな形ですいません)



デスポトビッチ



原口   山田直  田中



    柏木  鈴木



平川 永田  スピラノビッチ 高橋



       
加藤



 開始から甲府DFラインの裏の綻びを狙い、前線目がけロングボールを蹴って積極的に仕掛けていく。3分には原口、11分には山田直がゴールを狙うが枠には飛ばず。それでも浦和優位と見ていた13分、右サイドを侵入してきた甲府の選手の突破を高橋、スピラノビッチが交わされ先制を許してしまう。失点し浮足立ったDFは修正できず、19分にはまたも右サイドが起点とされ、2点目を献上。予想外のビハインドを負う展開になってしまった。



2点とも右サイドからとなると、高橋の裏を完全に狙っていたようだが、あまりにも甲府の攻撃に対しチェックが甘すぎで、自由を与えすぎた。ボールを見るのはいいが、相手のポジショニングを確認していれば2点目の相手のヘディングはフリーでは打たせなかったはず。



それでも23分原口が中央で倒されて得たFK。柏木の振り抜いた左足は壁に当たるが勢いそのままに直接ゴールイン。すぐさま1点を返すが、2点目を奪うことができない。それも当然と言えるが、デスポトビッチにボールが収まらずセカンドボールを尽く相手の中盤に奪われては主導権は握れない。



思わぬ苦境に立たされた前半は、甲府云々というより相手選手を捕まえ切れていないDFの自滅に近かった。またDFラインがズルズルと下がりすぎて、中盤が間延びしてしまうなど攻撃にも悪影響が。攻撃に関してはロングボールだけでなく、ピッチを広く使いサイドチェンジをしてからスピードアップするなど形は見られたが、点に結びつかず。相性の良さはどこへいってしまったのか。今の浦和に3点を奪う力があるのか、チーム力が試される後半だ。



 



 



<甲府後半>



 選手交代などは行われず。最初の15分で失点しなければ、そう危なくはないだろうと見ていた。早い時間帯に1点を返されると相手を勢い付かせ、試合の流れが傾く恐れがあるからだ。ただ、浦和がボールを持つ時間は前半より長くなったが危ない場面はあまり多くはなかった。守備は全員が自陣まで引いて守り、攻撃はカウンターで4点目、という意思統一ができているように見えた(実際は知らないけど)。



 53分には右サイドからパスを受けたパウリーニョがハットトリックを狙うが、浦和GKの好守に阻止された(逆を突かれたが)。63分にもパウリーニョがGKを交わし、フリーだったがゴールへ流し込めず。この後も何度かカウンターからチャンスは作るが、4点目は奪えなかったが。それでも、無理せずに2点のリードもあれば十分だという試合内容。中盤の選手を中心に安定した試合運びを見せ、終盤に1点は返されたものの3点目がモノをいった。



パウリーニョが全得点に絡む活躍を見せた他、今季初先発の井澤の頑張りも称賛に値する。だが、1番は片桐の活躍だろう。彼は個人で試合の流れを変えられる貴重な選手だが、トップ下に配置したことで躍動。また自由にプレーできたことで、本来の力を発揮し作戦がハマった。収穫の多いこの試合、J1残留という目標を果たすために、希望の持てる勝利となったはずだ。



 



<浦和後半>



 HTに山田直→マゾーラを投入。4-2-3-1から4-4-2(デスポトビッチ、マゾーラの2トップ)に変更した。攻守に精彩を欠いた前半からの巻き返しといったところか。



 甲府が引いてきたこともあり、前半と比べボールを保持する時間が長くなったことで攻勢に出たいが、中央を固めた相手に対しスペースを作れず前半同様チャンスを作ることができない。逆に焦りも加わってか、前線の選手が簡単にボールを奪われカウンターからピンチを招いてしまうことも。動き出しと両サイドの攻撃参加も減り、2点のビハインドを追う展開にもかかわらず、DFラインでパスを回す場面が多くなってしまった。



終盤にはスピラノビッチを前線に上げてパワープレーに出る。83分に右サイドをドリブルで崩した柏木のクロスにエスクデロが合わせ、1点を返したが焼け石に水だった。



柏木の孤軍奮闘ぶりだけが目立ったこの試合。守備の対応の拙さが攻撃に伝播してしまった。1点は返すと思っていたが、あまりにも遅すぎたし試合内容を見れば頷けた。GK加藤が何度も「上がれ!上がれ!」とボールを受けに下がるDFに対し、指示していたのが印象的だったが、負けている状況だからこそもっとリスクを負ってでも前に出てほしかった。途中出場したエスクデロ、マルシオは及第点の出来だっただけに、もっと早く投入しても・・・と思ってしまった。



 



 



試合満足度:3.5点(5点満点)



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