たったひとり

”たったひとり”  乾ルカ著  文芸春秋
タイムループ、廃墟ホテル、男3人女2人での物語で・・・
 もっとミステリーとして面白くなりそうだと思われるが、
  登場人物5人の人間としての底の浅さが目立ち、
   人間関係のもつれが過剰で少々惜しい感じ。 
ホテルの部屋が盗聴されてたくだりとか、
 もうこの場にいない人達の声が残されてるので
  もう少しドキドキする展開になりそうだった。
人物の描き方も分かりやすく高慢だったり、
 目立たなかったり、ステレオタイプな印象。
  最後はなるほど・・・とは思ったが読後感はイマイチかも(゚Д゚;)

 

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