
東京V vs湘南@味スタ・レポ4☆後半編/史上最高、静かな優勝
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sweet
2014年10月15日 23:10 visibility449
秋田豊、秋葉忠宏、秋葉勝(山形)、秋元倫孝(富山)、秋山大地(C大阪)、秋元陽太(湘南)
(敬称略)
名前に「秋」が付くサッカー関係者・サッカー選手を列挙してみました☆
台風一過の昨日は気温28度になって夏のようでしたが、
今日は、長袖1枚にカーディガンを羽織っても寒いくらいの1日で
まさに秋本番
ですかねぇ☆
冬に入る前に
週末の東京V戦で早くも優勝を決めた湘南でしたが
春が来るのが不安になるくらい、その試合内容があまりにもすっきりしなくて
あれから、ここ数日は5月の東京V戦の録画を見たり、
2013年のインカレ決勝の録画を見たりしてました(笑)
ゴールを決めてサポーター席に向かって走る菊地選手
↑畑尾先輩と抱き合う三竿選手
あぁ、またこんな笑顔や光景を観たい♪
では東京V戦のレポのつづき
ざっくり行きましょう(笑)
☆☆☆
前半はお互いシュート4本ずつのみ。スコアレスで迎えた後半は
東京Vさんボールでキックオフ!!
個人的にこの試合には
湘南のシュート数20本以上(観たい♪)
というテーマをもって楽しみに東京にきたので
前半の分も挽回してほしかった後半の45分間。
☆☆☆
後半はいきなり武富選手が放ったシュートが象徴するように
湘南のゴールに向かう姿勢を
前半以上に感じることができた滑り出しでした。
それでも
航選手のクリア&ロングボールにウェリントンが抜け出してシュートを放ったかと思えば
東京Vさんも平本一樹選手のポストから安在選手がダイレクトシュートを放ち
湘南がボールを動かす時間帯のほうがすこし多かったとはいえ、
後半立ち上がりから15分間は一進一退の内容
☆☆☆
これに対して
後半15分
共にボランチの交代で
試合に新たなアクセントを付けることを狙った両チーム
湘南は岩尾選手からアンドリュー選手へ
東京Vさんは鈴木惇選手から田村直也選手へ
☆☆☆
さらに
後半23分
湘南が洋平選手から翔平選手へと交代を図れば
東京Vさんも
その1分後
同じように前線の常磐聡選手をベンチに下げて
南秀仁選手を投入
ボール支配率でも相手を上回り、ボックスまでの動きは申し分の無かったここまでの湘南
あとはゴールが欲しい!!
☆☆☆
後半30分頃
湘南この日最後の交代はチャミから征也選手。
(チャミが交代前に中央から狙っていったシュート!!かっこよかった!!)
ここ味スタは
チャミが4年前Jリーグの試合に初出場を果たした場所
ここで優勝を迎えることになるとは
そのときのチャミはまったく思わなかっただろうし
私もそれを見届けることになるとは思いませんでした。
同い年で同じポジション。競い合って、お互いに成長した二人が交代していった場面にはキュンとくるものがありました。
本当にいいライバル同士!!
(o^-^o)
☆☆☆
入場者数は8467人
東京Vサポーターさんの人数が少ないのはともかく、J2の優勝が決まる試合なのに、こんなに入場者数が少ないなんてと一瞬思ったものの、
逆に、これがJ2の現実を示しているのかな?とも。
(魅力的なプレーを見せる選手がたくさんいるのに!)
☆☆☆
後半42分
東京Vさんもここで最後の交代
澤井直人選手をベンチに下げて前田直輝選手をピッチへ
アディショナルタイムは3分
選手のアップ開始時と同じく、再び通路を塞ぎ肩を組み出し、「シャーレを掴み取れ」を歌い始めた湘南サポーター
J2へはもう戻らないぞ!
とその道をみんなで塞いでいるかのように見えました。
この時間帯ばかりは湘南サポーターのみんなも「シャーレ」なんていいから「勝利」を掴み取れっ!!って思いながら
歌っていたにちがいありません←
☆☆☆
アディショナルタイム3分のその3分目に差し掛かったときでした。
岡主審が、倒れた平本一樹選手の元へ駆け寄ったかと思えば、
丸山選手にイエローカード。つづいてレッドカード。
前半9分に1枚警告を貰っていた丸山選手が2枚目の警告で退場に。
ピッチに正座し、茫然となっていた丸山選手。
頭をぽんぽんしてなだめてくれた永木キャプテン
開幕からほとんどピッチを離れることなく戦ってきた選手たちが
昇格や優勝の瞬間にピッチに立てないという無情さ。
なんなんでしょう?
シーズン終盤のこの悔しさは、と思いました。
でも
そういえば今年のW杯準決勝のときのブラジル代表も
ドイツとのその大事な一戦を前に
チームの躍進を支えてきたネイマールが怪我で戦列を離れなければならなかったり、
キャプテンのチアゴ・シウバも警告累積で出られなかった
サッカーってそんなもの
なのかもしれない
っていうか
サッカーの神様が試練を用意しているにちがいない!!と思いました。
さらに上を目指すべき者たちに
そこを越えてさらに強くなっていけと、与えている試練
菊地選手や三竿選手が昇格の西京極のピッチに立てなかったとか
丸山選手が優勝の瞬間に(あと数十秒だけだったのに)
思い出深い味スタのピッチに立てないだとか
もう
絶対にそうとしか思えない。
もしかしたら、
いま湘南ベルマーレが苦戦しているのもサッカーの神様から与えられている試練…?
よし、それなら、みんなで越えてやろうじゃないの、その試練。
と思いました。
☆☆☆
このファウルによって東京Vさんのラストチャンスとなるワンプレー
守りきるぞ!
そして中後選手のFKをウェリントンがクリアしたところで試合終了の笛。
これまでたくさんのチームの優勝を観てきたけども
史上最高に静かな優勝でした。
優勝に、こんなにニガイ優勝があるのか、と。
湘南のこの日のシュートも
東京Vさんよりも少なく、僅かに「7」で終わってしまいました。
笑顔も、駆け寄って抱き合う姿も
まったくない優勝の瞬間でした。
「微妙」という単語が飛び交い
静まりかえる湘南サポーター席の対岸から
4000人を越えた湘南ゴール裏サポーターの
その半分にも満たない、数少ない東京Vサポーターさんたちの
力強い、「東京ヴェルディ!!」コールがスタジアムじゅうに響いていたのが忘れられません。
サッカーの1試合1試合には
順位もサポーターの人数も関係ない、
如何に目の前でやりきれるか?
戦えるか?
(怖がらずに挑めるか)
そのことがずっと大事だと気づかされたように思いました。
つづく
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