☆日本最古の高校野球部ぶら探訪~岐阜高校~

 

岐中岐高野球百年史によると、今から133年前の1883年(明治16年)に平瀬作五郎先生が野球の指導をしたという記録が残されており、この年を野球部創部としている。中馬庚がベースボールを野球と訳す前の事だ。
野球部創部についていろいろと調査した結果、我々中等學校野球部史研究家の中では、日本最古の高校野球部は岐阜高校という説が有力になっている。

岐阜県立岐阜高校は1873年(明治6年)に創立された岐阜県内最古となる143年の歴史と伝統を誇り、また、偏差値71を誇る岐阜県内屈指の進学校でもある。
野球部は甲子園に春3回、夏3回出場。通算成績は7勝6敗である。甲子園最高成績は、1949年(昭和24年)の第31回夏の全国大会での準優勝である。
夏の全国大会予選には、1915年(大正4年)の記念すべき第1回大会予選(東海大会・リーグ戦)に初参加した。結果は、山田中に 1 - 4 、愛知一中に 8 - 9 で敗れ、0勝2敗の成績で終えた。

岐阜高校は、その後一度も欠かす事なく現在まで予選に参加し続けている夏の予選皆勤校でもある。永い年月の間には部員不足で出場辞退を余儀なくされたチームもあれば、進学校に方向転換し野球に力を注がなくなってしまったチームもある。そんな中で、近年も県大会ベスト8に進出するなど伝統を守り続けているのは実に素晴らしい。

 

 

日本最古の野球部である岐阜高校の甲子園復活を願いたい。





以上です。

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