注目株　　尾山台高校

先日観戦した石川県春季大会。この日、弁慶スタジアムでは2試合が行われました。

第一試合は「輪島ー七尾東雲」

そして第二試合は「門前ー尾山台」でした。

第一試合は前の日記で書いた通り、9－5で輪島の勝ち。

第二試合は5－1で尾山台が勝ちました。

この尾山台高校、こちらは私学の強豪校です。昨年夏、準優勝。それ以外でも県大会で常に上位に上がってくる注目株です。いずれこの学校は甲子園に出てくる可能性が高いと見ています。

第一試合をスタンドで観戦する尾山台高校。

紫基調のユニフォーム。胸のマークは漢字で「尾山台」。部員が多く、いかにも強豪校という雰囲気がありました。

この日は「試運転」という感じもありました。先発は「10番」、そして9回ツーアウトからサードの選手が投げるという試合運び。それは夏に備えて投手を複数育成するためと見ました。

昨今の猛暑での連戦では昔のように一人の投手が全て投げるというわけにはいきません。複数投手制を公式戦で試すという余裕を感じました。はたしてこの夏の結果は？

その対戦相手、「門前高校」。こちらは公立校。

偶然ながら輪島高校と同じ地区の学校です。というよりも元々輪島高校から分離した学校のようです。そして昨今の少子化の影響なのか将来再び輪島高校に統合されるようです。全国各地でこういう流れは増えていますね。

胸のマークはローマ字で「Ｍｏｎｚｅｎ」。

序盤にいきなり5点を奪われましたが、その後は継投で何とかしのいで無得点に抑えました。普通の公立校という雰囲気でした。学校の歴史があとどのくらい続くのでしょうか？

統合されて消える側の学校の生徒は「帰る場所が無くなる」ようで気の毒な気がします。

輪島と尾山台、注目すべき学校を二つも観戦できて幸運でした。強行軍でしたが行って良かったです。

ありがとう、弁慶スタジアム。