神宮大会観戦 高校の部(敦賀気比ー九州学院戦)

  • Mr.black
    2014年11月18日 16:03 visibility816

一昨日、ついに実現した明治神宮大会観戦。その顛末を。

6年前に思わぬ形で中止になった神宮遠征。今回も大阪を出発するまではドキドキものでした。

朝8時の新幹線に乗車。神宮に着いたのは11時頃。球場の前に立った時には正直ホッとしました。

 

 

 

大会の看板。パンフレットの表紙も同じデザイン。今年は第45回の記念大会です。

 

 

 

「第一試合の大詰めか第二試合の開始が見られるかも?」と予想していたのですが、意外にも第二試合が既に行われていました。

第一試合の「浦和学院ー東海大四戦」がコールドで早く終わったからそうなったのですね。

 

 

高校の部、第二試合は「敦賀気比ー九州学院戦」。

到着時点では1-0で気比がリード。

 

 

 

1塁側:敦賀気比。

グレーユニに濃紺縦じま。今やすっかり福井の顔になりましたね。

敦賀・若狭・三国などの公立勢にも頑張って欲しいのですが・・・・・。

 

そして余談ですが福井には新興勢力で「啓新高校」という学校が力を付けつつあります。いつか啓新が福井代表として全国の場に出てくるかもしれません。

 

 

 

対するは熊本の九州学院。この学校も今さら説明するまでもありませんね。

やはり神宮大会に出てくる学校は甲子園でお馴染みの学校がほとんどです。

この大会は昔は予選が完全に終了していない時期に行われていたので、地区によっては「推薦校」が出てきていました。なのでよく知らない学校が出てくることも結構あったのですが。←懐かしい記憶です。(笑)

 

九学の投手は気比の打線が強力で毎回のようにピンチを招き、苦しいピッチングの連続。表情から苦しさが読み取れますね。それを野手が好守で盛り立てていました。

 

 

試合はシーソーゲームでしたが、中盤から九学打線が気比の投手陣を捉えだし、結局8-3で逆転勝ちでした。

 

ところで途中で九学のレフトオーバーの打球の判定を巡って少し紛糾しました。

私は視力が悪いので自信がありませんが、スタンドから見ているとフェンスのラバー部分頂上付近にまず当たり、それからネットに弾んでグランドにボールが落ちたように感じました。(つまりオーバーフェンスはしていないように見えました。)

私の周囲には他校の野球部員が大勢おり、彼らも「フェンスに当たって弾んだんじゃないの?オーバーフェンスしたっけ?」という声が多かったです。これは神宮のラバーフェンスと座席の色がほぼ同じなので遠目だと遠近感がなくなる為だと思われます。本来はフェンスのラバーと座席の色は違う方がいいのですがね。

中継で観ていた方ならばリプレーで確認出来たと思われますが、どうだったのでしょうか?

 

 

結局判定は覆らず、HRになりました。気比側は釈然としない感じでしたがね。

 

ところで今回初めて神宮大会を現地で観戦しましたが、新鮮だったのは鳴り物などが一切無かったこと。たまたまだったのかどうかは分かりませんが、両校ともブラバンやチアは居ませんでした。

そしてこういう場合、普段はスタンドに居る控え部員が個々のバッティングテーマを口演奏するのですが、それも無し。

なので選手の掛け声や打球音、審判のジャッジの声、そして観客の歓声や拍手が響くだけの「落ち着いて野球観戦出来る雰囲気」が満載でした。

 

こういう観戦もいいものだな、と思いました。

「大学の部」は次回で。

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