第50回大会の覇者 (興国高校)
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Mr.black
2012年01月17日 11:02 visibility3343
今年で第94回を迎える夏の全国高校野球選手権。6年後にはついに100回を迎えますね。
個人的に興味があるのはこの100回大会の出場校の顔ぶれと優勝校はどこになるか?ということです。気の早い話ですが。
第100回大会が未来の大きな区切りであるとするならば、過去の大きな区切りの大会はやはり第50回大会になるでしょう。
この記念すべき第50回大会を制したのが私の地元大阪代表・興国高校でした。(「国」は正式には古い字体ですが変換がうまくいきませんでした。汗)
興国の歴史は古く、設立されたのは1926年(大正15年)だそうです。当初は「興国商業学校」という私立の商業校でした。
この当時の大阪は公立は普通科の中等学校、私立は商業学校、というケースが多かったようです。
あくまでも個人の推測ですが、大阪が商都だったことと関係があるように思えます。(これはいつかちゃんと調べてみたいものです。)
この興国商業時代には何度か春のセンバツに出ています。
やがて1963年(昭和38年)に普通科の高校になります。
そして長いブランクの後、ようやく掴んだ夏の全国大会。それがこの第50回でした。
あれよあれよと思う間に決勝へと進んだ興国。決勝戦の相手は静岡商業。静商のエースは後にプロ野球で活躍した新浦寿夫氏でした。強敵相手に接戦の末1-0で勝ち、全国制覇を成し遂げた興国。
この当時大阪は「私学7強時代」でした。その一角を担った同校。しかし1980年代頃から急速に斜陽化が進みます。一時期は予選の1~3回戦辺りであっけなく敗れることが多かったです。
近年は再び野球部が強くなっているようです。ベスト16~8辺りに顔出しをするようになってきました。
復活はなるのでしょうか?
記憶にある興国のユニフォームは白い帽子、濃紺のアンダーシャツ、ストッキングは白地に濃紺ラインが2~3本(数は曖昧)、胸マークは濃紺で「KOKOKU」でした。大阪代表校で白帽子は珍しいです。
(白帽子は市岡・泉州・渋谷くらい? 後はほとんどが濃紺か黒です。)
訪れた時、校庭では野球部らしき球音が聞こえていました。(塀があったので姿は見えませんでしたが。)
ただ人工芝の狭い校庭でおそらくはトスバッティングや内野ノックくらいしか出来ていなかったと思います。もしかしたら本格的な練習場は別な場所にあるのかもしれません。
興国はボクシングも強いようですね。
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