ひとつの終着点
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Mr.black
2015年04月16日 14:00 visibility586
野球場好きが高じて各地の球場行脚を繰り返してきたこの私。撮影した球場の写真及び画像データは膨大な数になりました。
ある時から「このまま自分が後生大事にこれらの写真やデータを持っていても自分の死後どうなるかわからない。もしかしたら野球史の一資料として役に立つかもしれない物をみすみす消滅させてしまうのは惜しい」と考え始めました。
そこで思いついたのは「どこか公的な機関に寄贈する」ということ。
いろいろ考えて第一候補に選んだのが東京ドームにある「野球殿堂博物館」です。
同館にメッセージしたところ、「まず見本を提出(送付)してください」とのこと。
その後段階を踏んで寄贈が決まりました。
それからが大変。膨大な写真を取り出して都道府県ごとに整理。そしてそれぞれの球場についての簡単な説明文の記述にとりかかりました。
更に球場以外の野球関連の写真も結構あったのでそれらも整理して添付。
かなりの日数を要してようやくまとまりました。
それらを送付し、殿堂館側から到着の連絡が来ました。
予定では殿堂館の図書室に保管されるとのこと。そして私の「一般閲覧出来るようにしてほしい」という希望を通してくださるようです。
そしてこのことを公表してもよいという返答でしたので、本日ここに書かせていただきました。
初めて球場の写真を撮ったのは記憶が曖昧ですが、甲子園か後楽園のどちらか。時期は中一の頃です。
それから長い年月を経て写真の枚数が増えていきました。
手放す時はやはり寂しい気持ちもありましたが、「しっかり保存する為にはこれがベスト」と思い切りました。
データ整理がまだ手つかずなので古いフィルム写真以外はそこに同じ映像があるのですがね。(苦笑) これから長い年月をかけてゆっくりとデータ編集をしたいと思っています。
長かった球場行脚の旅路に一応の区切りがつきました。
しばらくは放心状態になるでしょう。
新しい第一歩はまたいずれ。
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