入れ替え戦代表決定戦(阪神リーグ2部)
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Mr.black
2015年05月19日 14:21 visibility986
昨日は大阪の北部、高槻市の萩谷球場に出向き、大学野球の阪神リーグを観戦してきました。
何度か書きましたが、しつこく(苦笑)説明すると、阪神リーグは以前3部制だったのを2部と3部を統合して「東地区」と「西地区」に再編しました。
これにより入れ替え戦の前に東と西の優勝校同士で「入れ替え戦代表決定戦」というものを先に行い、勝った方だけが1部最下位との入れ替え戦に臨めるというシステムになっています。(以下、「決定戦」と表記)
今回の決定戦のカードは「大阪電気通信大 VS 流通科学大」でした。
1塁側:大阪電気通信大。(以下、電通大)
2部東地区の優勝校です。
以前はグレーユニに濃紺基調だったのが、いつの間にか白ユニに赤基調とデザインがすっかり変わっていました。
胸マークも濃紺の「DENDAI」から赤の筆記体の「Dendai」に変わっています。
3塁側:流通科学大。(以下、流科大)
西地区の代表。同率で並んだライバル・姫路獨協大との一発勝負のプレーオフを制してここまでやって来ました。
流科大の試合は今回が初めての観戦。
濃紺のグラデーションユニが印象的。胸には白の筆記体で「Ryuka」。筆記体の下の白ラインの中に小さく「KOBE」と書いてあるように見えました。
学校の所在地は神戸市西区です。
決定戦は先に2勝した方が勝ち。この日はその大事な初戦。
勝って優位に立ちたいのはどちらも同じ。誰がエースなのかはあいにく知りませんが、どちらも背番号18番が先発したのでおそらくは彼らが両チームのエースなのでしょう。
電通大はアンダーの久米投手。
流科大は左腕の森投手。速球派でした。
しかし序盤制球が定まらず四死球を多く出し、更に球が高めに浮いたこともあって打たれ、3回までに3点失います。力みがあったのかもしれません。
一方、流科大は初回の無死2塁でバント空振りの時にランナーが飛び出して憤死。
先制のチャンスを逃して後手に回ります。
結果的にはこれが痛かったです。
追い上げたもののあと1点届かなかった流科大。3-2で電通大の勝利です。
まず先手をとって1勝した電通大。あと一つ勝てば入れ替え戦進出が決まります。
勝った瞬間ベンチから控え選手が飛び出して喜んでいました。
一方、後が無くなった流科大。
勝ち上がる為には2連勝しないといけません。この逆境をはね返せるか?正念場です。
本日は場所を移して神戸サブ球場で第2戦が行われます。
今季の入れ替え戦はもう見るチャンスがないかもしれません。
リーグ戦よりも緊迫する入れ替え戦。最後に笑うのはどこになるのでしょうか?
<追記>
その後、流科大が何と2連勝して逆転で勝ち上がりました。驚きました。
この結果、入れ替え戦は「甲南大(1部6位) VS 流科大(2部代表)」となりました。
入れ替え戦は5月30日(土)、31日(日)。
どちらもAM11時より南港中央球場で行われます。
予備日は6月1日(月)AM11時。場所は同じく南港。
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