比叡山VS福岡大大濠

  • Mr.black
    2012年08月29日 18:30 visibility3234

前回レポートしたのは高校軟式野球選手権の第3日第二試合でした。時系列では逆戻りになりますが今回は第一試合の様子を。


第一試合は「比叡山ー福岡大大濠戦」でした。

どちらも硬式野球部が何度も甲子園に出ているのでご存じの方は多いでしょう。

 


1塁側:比叡山。

関西なので応援団は多かったです。軟式の大会は日程や距離によっては応援団が少なくスタンドが閑散としているケースもあるのですがやはり「半・地元」ですね。

左端の横断幕には「燃えろ 湖国球児」と書いてあります。

 


比叡山のユニフォーム。これはかつての硬式野球部と同じデザインですね。

濃紺基調のユニフォーム。

帽子マークはオレンジで「HZ」の組み合わせ。

胸マークはローマ字で「HIEIZAN」。


現在硬式野球部の胸マークは漢字で「比叡山」です。(帽子は「山」。)

学校のイメージとしては漢字の方が雰囲気があるのかもしれませんが、個人的には写真のデザインの方が好きです。久しぶりに見て懐かしかったです。

 


対する3塁側:福岡大大濠。


こちらはエンジ基調ユニ。

胸マークは左側に横書きで小さく「福大」、そして下に縦書きで大きく「大濠」。

硬式野球部と同じデザインと思っていたのですが、現在硬式の方はモデルチェンジしていてローマ字筆記体マークのようです。

エンジのラインも以前は無かったはずですが、今は硬軟どちらもライン入りのようです。

 


帽子も以前は白一色(硬式)だったのが白とエンジのツートンになっています。

マークはアルファベットの「O」一文字。

 


試合は0-0のまま延長戦に突入。軟式はなかなか点が入らないのでこういう展開は結構多いです。

しかし幕切れはあっけなくやって来ました。

 


延長10回裏、大濠の攻撃。一死2塁。ここでキャッチャー前への高いバウンドのゴロ。

1塁への送球が若干それましたが、これをファーストが弾いて後逸。一気にランナーが還ってサヨナラになりました。「転がせば何かが起きる」という軟式独特の得点シーンでした。

キャッチャーの背中が悔しさを表しているように見えます。

 


歓喜の大濠メンバー。

この日の3塁側(大濠側)には遠方にも関わらず大勢の応援団がいまして、勝った瞬間は大歓声でした。

 

 


僅か5日間の短い大会。休みと試合日程が合わないことも多く、関西圏で行われるわりには観戦しにくい大会です。今回は4年ぶりの観戦でした。そんな状況で今回「気仙沼高校」の試合日に当たったのは非常に幸運でした。


次回はいつ来られるかわかりませんが、チャンスがあればまたこの地を訪れたいと思っています。(高砂もご無沙汰なので久しぶりに行ってみたいものです。)

なお、本日決勝が行われ、岐阜・中京高校が熊本・文徳を破って優勝。これで2連覇です。

 


たまたま観戦前日は明石城内で夏祭りが行われたようです。球場に行く時、その撤収作業に出くわしました。

祭りの後のもの寂しさを感じさせる転がった提灯。夏も終わりつつあるのですね。

 


明石城のお堀をゆっくり泳ぐ白鳥。

巷の喧噪どこ吹く風、と言ったところでしょうか? (笑)

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