いきなりつまずいた春の王者(愛知リーグ1部)

  • Mr.black
    2013年09月10日 13:21 visibility408

昨日は名古屋へ日帰り遠征してきました。

訪れたのは「瑞穂(みずほ)球場」。ここは愛知大学野球連盟の1部リーグ戦が行われる場所。愛知県の大学野球のメッカです。

 

<参考>

愛知大学野球連盟は昨年秋に改編されました。かつては5部制だったのを2・3部統合で「2部Aリーグ」と「2部Bリーグ」に、そして4・5部を統合して「3部Aリーグ」と「3部Bリーグ」に改編。

おそらくはこれでリーグ運営が合理化されて経費面でも抑えられるのではないかと推測しています。関西の阪神リーグも最近3部制から2部制に改編されていますからね。

 

 

 

先週末から開幕した秋季リーグ戦。本来ならば土日で終了するはずなのですが、偶然3カードとも1勝1敗のタイになったので決着を付ける3回戦が3試合行われることになったのです。

つまりこのリーグは2勝勝ち点制なのですね。

 

第一試合は「愛知大ー中京大戦」。

上の写真の右側が愛知大。春季リーグ優勝校です。

左側が中京大。こちらは春の入れ替え戦で勝って2部から昇格してきたばかりです。

 

 

1塁側:愛知大。

ユニフォームはアイボリーに濃紺基調デザイン。

胸には「AICHI」、帽子には「A」とマークが入っています。非常にシンプルなデザイン。

 

 

3塁側:中京大

白ユニに濃紺基調。ユニフォームには立て襟があります。

胸には「CHUKYO」、帽子には「C」。

このデザイン、高校野球ファンには懐かしいですね。かつての中京高校と同じです。

 

 

ところでこれは今回購入した選手名鑑。(1,000円)

この左下には中京大の選手が写っていますが、ユニフォームのデザインは今の「中京大中京高校」が着用しているのと同じ筆記体のトリコロールモデルです。

おそらく高校・大学とも同じデザインだったのを今回1部リーグに返り咲いたことを記念して昔のスタイルに戻したのではないでしょうか?

個人的にはパンフのユニフォームよりも立て襟の昔のモデルの方が好きです。いかにも「強豪校」というイメージですからね。高校の方も戻さないかな~、と思います。

 

 

これは中京大の応援席。控え選手が持っているメガホンは赤・白・青の3タイプあり、トリコロールカラーをイメージしています。

なお、当然のことながら3本全て持つことは出来ませんのでそれぞれ適当に2色ずつ持っています。

 

 

試合は中京大が先制。上の愛知大先発・谷川原投手を捉え、さらにリリーフ投手からも追加点を奪います。

 

 

一方、中京大先発の清水投手は好投。ストレート・変化球ともキレており、愛知大に付け入る隙を与えませんでした。

結局4-0で中京大の勝利。これで2勝1敗と勝ち越して勝ち点をゲット。

2部から昇格して最初の対戦。幸先よいスタートを切ることが出来ました。

 

 

愛知大学リーグは昨年までは愛知学院大の独壇場でした。

それをこの春ストップさせた愛知大。(上記写真)

しかし秋はいきなり最初のカードで躓いてしまいました。ここからすぐに建て直すことが出来るかどうかが春秋連覇のカギになります。

 

 

勝って応援席に一礼する中京大の選手達。

ところでこの中京大、ほんの数年前までは1部屈指の強豪でした。優勝回数は春秋通算で33回を誇ります。

そんな強豪校でもウカウカしていると2部に降格するという厳しさ。この厳しさを生み出すのが入れ替え戦です。

過去何度も主張していることですが、「リーグのレベルを上げさせるのは固定制ではなく、入れ替え制」だと考えています。固定制による安定は「安心→油断」を招くと思っています。

 

第二試合は次回で書きますが、この試合でも厳しい現実が突き付けられました。

今秋の愛知リーグ戦は波乱含みの様相です。

 

 

ちなみに愛知大学野球の1部リーグ戦は有料。500円です。

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