茨城県民球団
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Mr.black
2016年12月16日 11:53 visibility711
数日前、ひとこと欄で「群馬と栃木にBCリーグ加盟球団があるが、茨城にも球団はできるだろうか?」と書きました。
そうしたら偶然ながらBCリーグから「茨城の県民球団の準加盟を承認」というニュースが出てきました。
「準加盟球団」とは「正式加盟を目指して準備することを承認された球団」ということです。過去の例と照らし合わせると来年1年間かけて準備をし、2年後つまり2018年シーズンからリーグ戦に参戦になると思われます。
「茨城に新球団が作られるだろうか?」と思ったのは群馬・栃木・茨城の北関東3県がお互い対抗心があるように感じていたからです。(←「ケンミンSHOW」の見過ぎ? 笑)
2008年に群馬がBCL加盟して以降の数年は他2県に目立った動きはありませんでしたが、ここ何年か風の噂程度では「栃木に新球団設立の動きがある」と聞いていました。
それが現実化したので「これは茨城も動くかも?」と予測したのです。
ところで昨今の不景気にも関わらずこのように独立リーグ球団がまるで時代の流れに逆行するかのように次々新設されるのは何故なのでしょうか?
あくまでも私見ですが、以下のように考えています。
1.東京一極集中で他の道府県の疲弊が著しくなり、地域のコミュニティーも劣化している。それを補うツールとして地域に根付いたプロスポーツ組織が求められている。
2.NPB以外の野球を求めるファンが徐々にだが増えてきている。
「2」の補足としては地上波でNPBの放送が無くなっていることも影響していると考えています。
また一方で「現在のNPB球団や選手に感情移入出来なくなっている人も少しずつ増えてきているのでは?」と思っています。
応援していた選手が高額年棒で他球団に移籍、あるいは他球団から来たFA選手のせいで自分の贔屓の選手が控えになり、やがてクビになった、など。
いずれも一般人からすれば破格の大金がついて回る話です。
それに比べて独立リーグ球団の選手は薄給で恵まれない環境にいます。
独立リーグ球団の増加には「目の前に居る等身大の苦労している若者を応援したい」、「夢を追いかけている人間を後押ししてやりたい」、という気持ちの人達が数は少ないながら居るという証しのように感じています。
一方で独立リーグ球団が乱立すると結果的に短期間で解散するという懸念はあります。しかしそれでも私自身可能な限りこの脆弱な組織を見守りたいと思っています。
マイノリティーな人間ですね。(苦笑)
↑ 初めて観戦したBCリーグ公式戦は富山アルペンスタジアムでの「富山ー石川戦」でした。
<追記兼忘備録>
リーグ加盟には1億円ほど必要。
使用球場の観客収容規模は2,000人以上が必須。
(上記二つはBCリーグが定める基準。他リーグは別基準有。)
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- 事務局に通報しました。
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