これも高校野球ですね
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Mr.black
2014年08月20日 15:33 visibility1280
知多半島の半田球場で高校野球秋季愛知大会「日本福祉大附属ー大府戦」を観戦した後、少し移動して名鉄「阿久比(あぐい)駅」で下車。
久しぶりにハシゴ観戦にチャレンジしました。炎天下での移動&ハシゴ観戦はかなり気合を入れないと実行出来ませんが、毎回「これを逃すと次回遠征するチャンスはもう無いかもしれない」と思って自分の身体にムチ打っています。
訪れたのは阿久比球場。
半田球場の試合が5回コールドで早く終わった上にこちらの第一試合は接戦だったので到着時点でまだ9回裏の攻防が行われていました。
第一試合は「武豊(たけとよ)ー阿久比戦」。どちらも公立校です。
着いた時には5-3で武豊高校がリードしていましたが、9回裏に阿久比高校が猛反撃して追いつき延長戦に突入。
そして10回裏に1点あげた阿久比が6-5でサヨナラ勝ち。これでこのブロック(知多地区 Cブロック)の2位になり、2次予選に進出しました。武豊はあと一歩のところで無念の3位に。ここで1次予選敗退になりました。悔しかったでしょう。
一方、逆転勝ちで2次予選進出が決まった阿久比高校は試合後のグランド整備も非常に楽しそうにやっていました。(そりゃそうですね。)
動きがキビキビとしていてこちらも気持ち良かったです。
阿久比のユニはこんな感じ。
アイボリーユニに黒(濃紺?)とエンジ基調。胸には大きく「AGUI」。
この後の第二試合をじっくり観戦。カードは「内海ー横須賀戦」でした。
こちらは1塁側の内海高校。公立です。
白ユニに黒基調。胸には筆記体で「Utsumi」。
ところでノックしている人はコーチのようでしたが、この方の着用しているユニと選手のユニは若干デザインが違いました。こちらがセカンドユニだったのか、あるいは最近モデルチェンジしたのかもしれません。
選手が着用していたユニには黒の太いラインはありません。胸マークも黒字・赤縁取りではなく黒字・オレンジ縁取りでした。
ところで内海高校は一番大きい背番号が12番でしたが、整列したのを見るとちょうど9人しか居ませんでした。「6」、「9」、「11」が居ません。
3人怪我をしたのか?はたまた選手登録後に退部したのか?ちょっと気になりました。
こちらは3塁側:横須賀高校。こちらも公立校。まるで神奈川の学校みたいな校名ですね。
白ユニに濃紺(黒?)基調。強い日光で反射して見づらいですが、胸には「YOKOSUKA」とマークが入っています。
内海が僅か9人だったのに対し、横須賀はスタンドに控え部員が大勢いました。そして試合前のノックの様子からも「内海は厳しいだろうな・・・」と感じました。(汗)
横須賀の投手は背番号20番。4人くらい投手が居る感じでした。
内海の打線は弱く、スイスイ投げて抑えていました。
僅か9人の内海はこのエースが打っては4番。おそらく彼がチームで最も頼りになる存在なのでしょう。
・・・・・結果はこんなスコアになってしまいました。
Cブロックリーグ戦の最終順位は1位・横須賀、2位・阿久比、3位・武豊、4位・内海。
内海の選手の中には「野球未経験者?」と思われる選手もおり、劣勢は明らかでした。
はるばる大阪からやって来て見た試合が一方的なワンサイド。それも過去球場で観戦した中では最大の得点差でした。
でも「これも高校野球」なんですよね。
全国制覇するような(あるいは甲子園出場を十分狙えるような)強豪校の試合、ギリギリ9人でワンサイドで負ける学校の試合、どちらであっても私には貴重な試合に変わりありません。
控え選手が居ないので監督の指示はキャッチャーが一旦ベンチに帰ってその後マウンドに野手を集めて伝えていた内海高校。
守備が長くてグッタリ疲れた様子でしたが、これに挫けず腐らず部活を続けて欲しいと願っています。どんなに屈辱的な敗北を喫しても「途中で投げ出さず最後までやり遂げた」という経験は絶対に無駄にならないと思っています。
そして部員不足で廃部などということが起こったらOB達が悲しみますよね。部を存続させることは後輩の義務だとも思います。つらくても頑張ってください。
秋季大会と言いながらまだ真夏の気候だったこの日。汗まみれになったのをケアしてからすぐ帰りの新幹線に飛び乗りました。
「あと少しで遠征は出来なくなる。今のうちに一つでも多くの観戦をしたい。いつかラボーラを去る時に『もう悔いはない』と思えるようにしたい」、今はその思いだけで突っ走っています。
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- 事務局に通報しました。
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