7年半かかった観戦 (鳴尾浜臨海球場)

  • Mr.black
    2017年09月01日 13:36 visibility1923

 

 

今回、高校野球秋季兵庫大会(敗者復活戦)を観戦したのは「鳴尾浜臨海公園野球場」。

夏の大会では利用されませんが、春と秋の地区大会ではかなりの試合が開催されます。

場外にある石碑によると建設されたのは昭和55年5月だそうです。

 

 

まずは交通アクセス。

阪神電車の「武庫川駅」で乗り換えて終点の「武庫川団地前駅」で下車。駅から南に徒歩10~12分程度で着きます。

上は武庫川駅。以前も紹介しましたが、「川の上にホームがある」珍しい駅です。鉄ちゃんではないので確信はありませんが、現在は安全基準が変わっているのでこういう駅はもう作られないのではないでしょうか?

 

 

終点の「武庫川団地前駅」。

写っていませんが、駅のすぐ横(写真の右側)にスーパーがあるので、鳴尾浜で観戦の時には買い出しが便利です。

 

 

球場に話を戻すとグランドは内野クレー、外野天然芝です。

両翼91m、センター120m。両翼が狭いですね。

照明は小ぶりながら4基あります。

 

 

座席はバックネット裏が長イス。1・3塁側は芝生席。

外野スタンドはありません。

全体の収容数はどこにも資料が無いので不明です。千人未満でしょうね。

 

 

ところでバックネットはこんな風に鉄骨の支柱だらけで視界が悪いです。

この方式は止めて欲しいですね。座席があっても実質座れない場所が何箇所もできてしまいますから。

 

 

 

1・3塁側は芝生席と言いつつ、土手状態の場所が多いです。(汗)

ところでこの場所はご覧のように前面に防球ネットが張ってあり、その太い支柱もあるので視界が良くありません。設計する人は「観客の視界を妨げる物の配置」をもうちょっと考えないといけませんね。

 

 

スコアボードは右中間寄り。

得点部はLED式。打順のところはパネル式。ただ、パネルはかなり小さいです。

 

 

この球場から更に南側に行くと、阪神二軍の本拠地球場があります。

写真でライトポール後方に見えている防球ネットの所が「阪神鳴尾浜球場」です。

(余談ですが、阪神鳴尾浜では未だに観戦したことがありません。大汗)

 

 

ところでこの球場には7年半くらい前に一度訪問していました。

その時は冬の平日だったので試合は何も行われておらず、中を少し見物させていただいただけでした。

「いつかここで観戦しよう」と思いながら長い年月が過ぎ去り、このたびようやく実行出来た次第です。

 

春秋の地区大会以外では「甲子園出場校の練習場所」として利用される使い勝手のよい球場。そして照明があるので時には阪神二軍が利用することもあるそうです。(阪神鳴尾浜球場には照明が無い為)

 

 

最後に。

以前も書きましたが、この球場の手前には「白球の森」があります。

第65回の夏の選手権出場校のプレートが設置されており、各県の代表的な樹木がプレートのそばに植えてあります。

 

 

池田高校のプレート。(徳島は「やまもも」が植樹。)

この時は水野投手を中心とした強力な「やまびこ打線」で夏・春・夏の3季連覇を狙っていた最盛期のチームでした。それを倒したのがKKコンビを擁したPL学園。時代が池田からPLへバトンタッチされる象徴的な大会だったわけですね。 

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