珍しいユニ & 大学野球中国地区連盟の簡単な説明
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Mr.black
2019年10月25日 12:22 visibility3342
久しぶりの一日3試合観戦となった大学野球中国地区2部リーグ。
この日の第3試合は「岡山大ー至誠館大戦」でした。
1塁側:岡山大
国立大です。かつては1部の強豪校でリーグ優勝したこともあったようですが、現在は2部に留まっています。やはり国公立が私学を凌駕することは難しいのが現状です。
ユニはパッと見は青基調で中日っぽいデザインですが、左肩だけが白でラインも左右非対称になっており、日ハムの要素が加えてあります。
胸マークは筆記体で「Okayama」。
この日、唯一応援団とチアが居た岡山大。
男子は僅か3名。どこの応援団も男子団員が不足しているのでしょうね。なので大学・高校問わず女子の団長や団員が徐々に増えてきています。(女子だけの応援団も結構ありますよね。)
3塁側:至誠館大(旧:山口福祉文化大)
一つ前のブログでも書きましたが、近年はこの学校と広島文化学園大で優勝を争うケースが多いです。
白ユニに黒とオレンジ基調。胸マークは漢字で「至誠館」。
ところで大学野球で胸マークが漢字というのは非常に珍しいです。私自身記憶を辿っても過去見たことはなく、おそらく初めてだと思います。
この試合では至誠館の荒巻投手の投球が冴えました。投手部門で春はベストナインに選ばれており、その額面通り岡山打線を封じ込めました。ストレートが速かったですし、変化球もキレていました。
結局3-0で至誠館の完封勝ち。
これで9勝1敗で広文大と同率なのですが、前回も書きましたように失点率の差で2位になってしまいました。
大学野球はリーグ戦なので高校野球のように「今日負けたら明日は無い」というわけではありませんが、一季のリーグ戦では通常10試合なので「たったの1敗」あるいは「余分な失点」が後で致命傷になるケースもよくあります。
優勝する為には「明日も試合はあるが、まずは一戦必勝」でないといけないのでしょうね。
この2部リーグは来年も「2強時代」が続くかもしれませんが、残りの国立大勢にも頑張ってもらいたいです。
↑ 上は1部リーグのこの日のカード。
「中国六大学」と表記されていますが、これはあくまでも通称で正式名ではありません。
他のリーグでも1部リーグだけを「〇〇六大学」と表記するケースがありますが、それらも「リーグ内での通称」です。
ところで中国地区の1部リーグは以前観戦した時は無料でしたが、この日見ると受付があり、テーブルにチケットらしき物もあったので、現在は有料なのかもしれません。
一瞬尋ねようかとも考えたのですが、聞くだけ聞いて買わないのも悪いかなと思い、未確認のままです。(チラッと見たらチケットに「500」と書いてありましたが。)
なお、2部以下は全て無料です。そしてパンフは1部~4部共通で無料でした。
以下に秋季リーグ時点での加盟校を。(順不同)
<1部>
環太平洋大・徳山大・東亜大・福山大・吉備国際大・岡山商大
<2部>
広島文化学園大・至誠館大・岡山大・山口大・島根大・岡山理科大
<3部>
川崎医療福祉大・鳥取大・島根県立大・尾道市立大・比治山大
<4部>
倉敷芸術科学大・広島国際大・岡山県立大・米子工業高専
(※)米子工業高専は校名は残っているものの今期は不参加。部員不足だったのかもしれません。
3部5校、4部4校(今期は3校)というやや変則的な編成です。なので3部と4部のリーグ戦は通常は同じ日に同じ場所で開催されています。
少子化や部員不足などでもし今後脱退や閉校する学校があれば3部と4部はいずれ統合再編される可能性があると思っています。
↑ このリーグの監督の背番号は30番。(手前右端)
参考までにこちらは直近で見た九州南部リーグの宮崎産業経営大。このリーグも監督は30番。
やはり30番が監督の背番号というリーグが多く、50番や60番は少数派ですね。
次回は球場レポートを。
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