集約されたベイスターズのファーム(横須賀スタジアム)
-
Mr.black
2023年05月09日 10:10 visibility648
今回、BCリーグを観戦した2箇所目は横須賀スタジアム。
高校野球の神奈川大会でも利用されますが、世間一般では「ベイスターズのファーム本拠地」という認識でしょうね。
ところで以前のベイスターズファームは京急「安針塚駅」の方に練習場と選手寮があり、このスカスタに来るのは試合時だけでしたが、利便性を考えて近年ファーム施設をこちらに集約しました。だんだんNPBのファームは一箇所に施設を集約する方向に向かっていますね。
本当は今回の遠征で「安針塚駅」の方にあった旧・ベイスターズ球場がどうなっているのかチェックしたかったのですが、前日の疲れや鉄道の乱れの不安で断念しました。だんだん無理が利かなくなってきました。こういうことがあと何年続けられるかと気になる今日この頃。
グランドは全面人工芝。緑の色が場所によって異なり、コントラストになっています。
両翼98m、センター122m。やはりファーム公式戦が行われるだけあって広いです。
照明は4基で、外野の2基はスタンド内に設置されています。
照明がLEDであることがハッキリ分かりますね。
座席はバックネット裏~1・3塁側の途中まで背もたれ付きの個別席。それ以外の内野は長イス。
外野は芝生席。
全体の収容数は公称5,000人。
バックネット裏には屋根があります。この屋根、奥行きが浅いので試合開始当初はあまり役に立っていなかったのですが、途中から太陽の傾き具合でだんだん日陰の面積が増えていきました。この付近に陣取れば最初暑くても我慢していればやがて楽になります。(※)
(※)屋根の後方に幕が設置されていたので、これが日陰面積アップに大きな効果を上げていました。ただし、気になるのはこの幕が常設なのか、それとも主催者側が今回設置した臨時の幕なのかが余所者の私には分からないことです。この点はご了承ください。
一部このように身障者用の座席が設けてありました。
スコアボードはLED式。若干文字が小さめでしたが、まあまあの視認性。
スピード表示もあります。
観戦したのがBCリーグだったのでこの日は露店でしたが、普段のイースタンリーグでは後ろの建物のお店が開くのでしょう。食べ物は何が出るのでしょうね?
アクセスは容易。
京急本線「追浜(おっぱま)駅」から北東へ徒歩15分程度。球場方面への電柱などに「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」と青い表示がずっと続いているので道に迷うことはありません。
通りは商店街になっており、飲食店が多数ありました。(特に道の右サイドに多い)
前日の南足柄球場の不便さと比べたらもう天国でした。苦笑。
今回の遠征記はこれで終了です。
東日本大震災のツラい思い出を払拭する為に訪れた横須賀スタジアム。奇しくもその翌日に能登で起こった大地震。このタイミングは「忘れるな。油断するな」という戒めなのだと感じました。
これからも気を引き締めて日々過ごそうと思います。
読んでいただきありがとうございました。
-
navigate_before 前の記事
震災時のツラい思い出が蘇る場所(BCL:神奈川フューチャードリームス VS 埼玉武蔵ヒートベアーズ)
2023年5月8日 -
次の記事 navigate_next
NPBファーム本拠地球場の開拓状況 <追記あり>
2023年5月10日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件