誰が名付けた「サンマリン」(サンマリンスタジアム・通称:宮崎県営野球場)
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Mr.black
2023年10月26日 10:16 visibility1210
前回の「ひむかスタジアム」から北へ徒歩10~15分程のところに「宮崎県総合運動公園(第一)硬式野球場」があります。「県営球場」と呼ぶ人もいるようですが、通常は愛称の「サンマリンスタジアム」で呼ぶ人の方が多いでしょうね。
この愛称は最終的には一般公募で決まったようですが、最初にこう呼んだのは長嶋茂雄さんだそうですね。
なお、現在はネーミングライツで「ひなたサンマリンスタジアム宮崎」となっています。
外野だけでなく内野とファールゾーンにも天然芝があるキレイなグランド。頭の中に南国という刷り込みがあるせいか、他の球場よりも緑が美しく感じました。
両翼100m、センター122m。今回訪れた宮崎市の野球場は建設年度の影響もあり、ひむかを除けばどこも広かったです。
スタンドも二層で巨大。2階スタンドには大きな屋根があります。
1階のバックネット裏は座面が跳ね上げ式の個別席。背もたれ・肘掛付きです。
1・3塁側の途中からは背もたれの無い個別席。2階は全て背もたれ無しの個別席。外野は長イス。
全体の収容数は3万人とNPBが求める基準を満たしています。
照明も大きく立派な物が6基。さすがに県No.1球場ですね。
スコアボードは横長で緩くカーブを描いています。大きいのでこうしないと内野側から見えにくくなるのかもしれません。
表示はLED式。海が近く風が比較的強い為か、風向と風速の表示が常時出ていました。(時計の横)
NPB等の大きな試合の利用を想定しているのでしょうね。場外のチケット売り場、及び場内の売店スペースが数か所ずつ設けてありました。(ただしこの日は全て閉鎖)
最寄り駅はJR日南線の「木花(きばな)駅」。ご覧のように駅舎の外壁はジャイアンツ風に飾り立ててあり、更に内部には少しですが監督・選手の写真が飾ってありました。
ここから東へ徒歩10~15分で球場へ到着。駅から緩くカーブした道なりに歩くとすぐに照明塔が見えてくるので、迷うことはないと思います。
問題は「ひむか」の方でも書きましたが鉄道の便数の少なさですね。列車も1~2両の短い編成ですから大観衆だと乗れない可能性もあります。(そういう場合、便を増やすのか?車両を増設するのか?臨時のバスを出すのか?は不明です。)
駐車場が凄く広かったのでレンタカー利用の方が良いかもしれません。
今回訪問&観戦した4球場のレポートはこれで終了です。
全て宮崎市内だったので公共交通機関利用で何とか踏破出来ましたが、他はどこも大変みたいです。なかなか厳しいと思いますが、来年以降でもし再チャレンジ出来るとしたらSOKKENスタジアム(清武第一球場)と天福球場くらいでしょうか?実現できるかどうか自信はありませんがね。
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