「TOYOTA」の「T」? (豊田球場)
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Mr.black
2014年09月27日 10:11 visibility1615
今回大学野球を観戦したのは愛知の豊田球場。
高校野球の大会でも利用される立派な球場です。
外観はどことなく城塞風。最上部の小窓が銃や弓を放つ窓に見えるからかもしれません。
グランドは狭いめ。両翼94m、センター118m、です。
内野クレー、外野天然芝。
バックネット裏の座席はご覧のように一直線になっています。
座席は内野が全て長イス。外野芝生席。全体で7,900人収容とのこと。
内野フェンスは低めで少し上に座れば視界良好。しかしバックネット裏は支柱が4本もあり、場所によっては死角が出来ます。
1・3塁側のごく一部にこのように小さい屋根が設置されています。もうちょっと大きければ高気温時に助かるんですがね。(汗)
一番の特徴は照明塔。おそらくは「TOYOTA」の「T」をイメージしてあるのでしょう。変わった形でした。
規模が小さかったのでナイターでの照度が心配でしたが、思ったほど暗くはなかったです。
今回は試合が長引いてナイターになったことで非常に貴重な体験が出来ました。
それはスコアボードの変化。これは日中の様子。白文字表記で磁気反転式のようでした。
ところがナイターでは様子が一変。このようにオレンジ表記に変わりました。
これは以前に下関球場の資料で見たことがある「磁気反転式・LED式混在型スコアボード」と同タイプではないかと思われます。
5月に下関球場を訪問した時は日中の試合だけでその様子が見られなかったので今回は非常に嬉しかったです。
下2枚の写真は遠目での変化の様子です。スコアボードにご注目ください。
日中は磁気反転式、ナイターでLED式にすることにより、「日中の省エネとナイター時の表示の見易さ」の両方を追求する新型タイプなのです。
私が知らないだけでもしかしたらこのタイプのスコアボードは他にも多数あるのかもしれません。(目視で磁気反転式と思うのに球場の資料で「電光式」と書いてあるのがそうなのかも)
球場そのものはなかなか良いのですが、ネックは交通アクセス。
名古屋駅からだと名鉄を乗り継ぎ、三河線の終点「猿投(さなげ)駅」まで行かなければなりません。所要時間は1時間以上。
更に駅からバス便などはなく、20~25分ほど歩かないといけません。
今回は秋で多少暑さがマシでしたが、真夏だとキツイでしょうね。
唯一の救いはこの案内看板。これが交差点・曲がり角ごとにこまめに設置されていたので道に迷うことがありませんでした。(炎天下で迷ったらもう大変。汗)
地方球場ではこういった案内板がろくにない場所も多く、土地勘の無い異邦人(私)は迷うこともよくあります。願わくばこの豊田のように案内看板をしっかり設置してほしいものです。
もうひとつの欠点は飲食物の確保の問題。これは場内の売店スペースですが、この日はがらんどう。おそらくは夏の高校野球大会などでは臨時の売店が出るのでしょう。
でもそれをあてにするのはリスクが高いので飲食物は持参がベストでしょう。ただし駅の近くにコンビニが1店あっただけで球場周辺には何もありませんでした。この辺りは住宅と農地しかない郊外なんですね。
名鉄「猿投(さなげ)駅」。どういう由来でこの駅名なのでしょうね?
昔々、猿がたくさん住んでいて人間を見たら敵と思って石を投げてきたとか?(苦笑)
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