"走らない"ジェフ

  • ttagawa
    2006年07月26日 22:56 visibility85

今季生観戦2回目

 オシムの築き上げた"走る"ジェフを見に行ったが、前半から全く走らない それが真夏の連戦のせいなのか、俺らからしたら『今日はまだまし』な京都の暑さのせいなのか、退いて守るサンガのせいなのか、はたまた父オシム不在のせいなのかは分からないけれど、その面では大きく期待外れ

 ただそんなジェフとの眠くなるような展開はどちらかと言えばサンガペース、ボール支配率ではかなり劣っていたろうけど そんな前半30分過ぎ柱谷監督と通訳氏(?)が下がれと注意された直後にサンガがいきなり走りだして2回続けて良い展開 その2回目でこの日先発の星が先制ゴール これが柱谷監督の狙い通りなら名将と呼んでいいってくらい鮮やかなサンガの変身ぶりだった その後先制されたジェフがさすがに少し走り出すがまだまだ連動には程遠いまま前半終了

 ハーフタイムさすがにアマル・オシムの喝が落ちたのか後半少しはジェフが動き出す それでもまだまだ満足には遠いけどね 前半は最終ラインに入ってた阿部が後半開始からポジションを上げてて何とかボールだけでも動くように頑張ってた サンガとしては前半と同じように退いて試合を殺しに行く手もあったが、逆に前掛りのジェフの裏を突いて2点目を狙いに行く そしてこの段になって初めて新加入のピニェイロが生きるようになり2トップと絡んで何度も決定機を演出 一度は素晴らしい3人の絡みからゴールネットを揺らすがオフサイドの判定でノーゴール その後も幾つかの決定機を創るも決めきれないサンガに落とし穴が待っていた 左サイドからのセンタリングがゴール前を横切り右サイドで星がフリーで拾う ゴール前にはアンドレとパウリーニョ 誰もがクロス→シュートをイメージしたが星のクロスはあっさりジェフゴールキーパーの胸の中 そのままカウンターで素早く繋いだジェフが綺麗に同点ゴールを決めてしまう べたな言い方をすればサンガはチャンスに決め切れなかったつけを払わされた格好 

 同点のまま試合は終盤を迎え、勝ち越しゴールを狙う両チームは共に攻撃の切札を投入(ジェフ:水野 サンガ:加藤) どちらも右サイドが基本ポジションだが広く動いて何度もボールを受けてチャンスを創る水野に対し、サンガは右に張り続ける加藤になかなかボールが渡らない ポジションを変える変えないはプレースタイルの差で仕方がないがその選手の特徴に合わせて巧く使えるかどうかが両チームの順位を分けているのかもしれない 最後はロスタイ ムに左から水野が上げたクロスに巻がヘディングで合わせて決勝ゴール 西京極は3日前と全く逆の結末を迎えた

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