流れを変えたロンド
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ttagawa
2006年04月27日 21:07 visibility93
CL準決勝 2nd leg.この試合の流れを決めたもしくは変えたプレーを挙げろと言われれば、二つのプレーを挙げる。
一つ目は開始早々のカカーのシュート。もしあれが決まっていたら、それでもバルサが勝ったと確信しているが、試合展開は全く違ったものになったはずだ。2試合合計で1−1になっていたとすれば、当然攻めに出るバルサともう1点もぎ取って勝ち抜けを狙うミランとでお互いに攻め合う展開になったであろう。そしておそらくはもう何点か入るエキサイティングな試合になったに違いなく、あるいはその方が見る者にとっては良かったかもしれない。だが、カカーのオープニングシュートはぎりぎりで枠の左に外れ試合は0−0のまま後半へ。後半のミランは、(当然だが)先週予想した通り、攻撃的な選手交代(カフーとルイコスタ)を行いゴールを奪いにきた。そしてシェバのヘディングシュートなどバルサのDFを崩し切る場面を演出する。
その試合の流れを変えたのがバルサの魅せたロンドだった。ミランが完全にリズムを掴んでいた70分過ぎ?(時間帯は曖昧です)ボールを奪ったバルサがピッチ中央で10本以上もパスを繋いだ。この日おそらく唯一カンプノウの観客からオーレの掛け声が掛かった華麗なパス回しは大きくミランに傾いていた試合の流れをバルサに取り戻した。実際、この後の試合は攻撃的布陣を敷くミランがボールこそ支配するもののチャンスを創るのはバルサ(というよりロナウジーニョか)という展開になった。そしてロスタイムのセットプレーも無事に防いだバルサがドリームチーム時代以来の決勝進出を決めた。
さあ、いよいよ5/17サンドニで決勝!相手はアーセナル。勝つしかないでしょう。
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- 事務局に通報しました。
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