
走って頂きます
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おたんこナース
2011年08月03日 02:50 visibility109
インスピシングル初中級に参戦してきました。
7人開催で、K宮さん、F井さん、前回の初中級で優勝をかっさられたY田さんなど知っている顔ばかりでした。
とりあえず、Y田さんに予選で当たりたくないので、別リーグにしました(チキン…だ)
毎月これだけ参加しているのですから、対戦したことがある方ばかりになってしまうのは仕方ないかな…。
▼予選一回戦・K宮さん6-2
オープンや中級で対戦した経験あるK宮さんです。
たしか、私のスライスの処理が手こずっていたように思えました。
打球はそんなに早くなく、どちらかというとパヤヤン系。
クレーだから余計に打球が止まるんだよね。
だから、なおさら打ちにくい。
バックはスライス系でしたが、私が処理するには苦手な球種ではなかったので、バック狙いでゲームを進めます。
ゆるいボールを警戒していましたが、フォアでガンガン打ってきました。
最初はちょっとびっくりしましたが、こちらとしては有難い話です(笑)
でも、何回かラリーをしていると、パヤヤンと打ってきます( ̄◇ ̄;)
パヤヤンと打たれる前にポイントを抑えたいところです。
この予想外の展開で、一本勝負を二回落とし、一回りしたところで、2オールです。
ゲームをして気がついたのですが、何歩か動かさせると体勢を崩して短いボールが帰ってくる場合がおおく、ふとひらめいたのです。
『走って頂きます』
動かさせると、体勢を崩すなら、これがいいかも。
『走って頂きます』
たとえ自分のポイントが悪くなっても、相手を振り回します。
『走って頂きます』
実はこの作戦はH岩さん受け売りで、本人非公認ですが、使わさせて頂きました(笑)
特にK宮さんの場合は2回走らせて、最後はスライスを打つか、出れればネットプレーで仕留めます。
お約束のようにカウンターを受けたり、ボレーミスもありましたが、わたしからのスライスをネットにかけ始めました。
ネットをすると余計に力が入るのか?アウトをしたりと、いい感じでポイントが取れます。
振り回して甘いボールが入ったら、すかさず打ち込みウィナーをとりに行きます。
終わってみれば、2オールからワンゲームも譲らず、勝利☆
▼予選二回戦・F井さん6-0
やっぱり過去に対戦したことがあるF井さんです。
7人開催4人枠でしたので、もしかしたら対戦しないことを願ったのですが、対戦することになってしまいました(⌒-⌒; )
彼女はスライス系。
サービスもストロークもスライスです。
低い打点を好むわたしにはやり易い相手です。
バックが得意で、確か高い打点でも、程なく処理できていたと思います。
戦歴は4勝1敗。
一回土がついた理由はわたしに問題があって、フォアが家出中だったからです。
技術的にはそんなに差はないと思います。
さて、今回はどうしようか…。
作戦が決まらないままゲーム開始。
F井さんはいつになく、積極的に攻撃をしてきます。
アプローチをうち、長身を活かしてネットに出る作戦を仕掛けてきました。
わたしは必死に追いかけ、いちかばちかのムーンボールを放ちます。
これがうまい事、彼女の頭上を超え、成功。
一度ならず、二回越す事ができました。
でも、攻める姿勢を崩しません。
先程の第一試合で勝ち抜いてきただけありますね。
ストロークはやや厚いあたりで、ガンガン打ってきます。
が、ここ一番で一本勝負をダボで落とすなど、もったいないミスがありました。
だけど、攻める姿勢を崩しません。
いつもの彼女と違います。
やっぱり、作戦は『走って頂きます』です。
まずは彼女が苦手なフォアからスタートし、バックへ振り回し、ボレーへでる作戦にしました。
私がネットに詰めると嫌なようで、たしか早い段階でアウトをしていたと思います。
ところが…。
ネットに詰めると、ミスをしろと言わんばかりの力強い打球を打ってくるのです。
わたしのフォアボレーだったから、よかったのですが、これがバックだっから…。
3回目ボレーした時にウィナーをとれましたが、ただならぬ圧迫感を感じました。
ゲームカウントに余裕があったので、そんなに切羽詰まることはなかったのですが、そうなでなかったら、先にミスをしていたかもしれません。
ゲームも終盤になり、わたしはひたすらF井さんに走って頂きました。
フォアへ振り、バックへ。
綺麗にダウンザラインが決まり、思わず吠えようとした瞬間に聞こえてしまったのです。
『これはとれないよ〜』
えっ…(⌒-⌒; )
なんだか可哀想に思えてしまいました。
最後はネットに詰めてきたF井さんのボディへフォアを叩き込み、これがアウトしゲームセット。
最後、握手するときも顔を見ずに足早にF井さんは コートを去りました。
この時、気がついたのです。
(この内容は別の日記にします)
▼決勝
対戦はY田さんをなぎ倒した、小学5年のNちゃんです。
待ち時間のうちに注意すべき点を聞きます。
フォアの高い打点から叩き込むショットに気をつけてと。
アングルもよく打つそうです。
足が速く、よく拾うとか。
ふんふん。
わかりました。
あとは対ジュニア用の攻めを折り込み、コートへ向かいました。
最初はわたしの作戦にひかかってくれましたが、だんだん学習してます。
普段なら決まるところも、Nちゃんは拾うのです。
話にはきいていたのですが、予想外です。
勝ちに対する欲は大人以上です。
途中、ゲームカウントでもめることがありました。
両者一歩も譲らずに自己主張しますが、結局、わたしからの主張は採用されませんでした。
そこから、なだれのようにミスを繰り返し、最後はネットにかけて、3-6で終了。
わたしの言い分もありますが、これは仕方ないですね。
ここに書くと、これ以上日記がながくなるので、やめますが。。。
実は決勝は『走って頂きます』をしませんでした。
よく拾うときいていたので、走らせても意味がないのかな・・・って。
でも、やってみる価値はあったかもしれません。
今回つかった『走って頂きます』ですが、予選ではよい感じにゲームを進めることができました。
ゲームに集中することができ、変にあせらなくてもいいかなって思います。
コントロールできる球種だったってものあるのですが、困ったときに使えたらと。。。
次回のシングルは半月以上あいてしまいますが、この感覚を忘れないようにしたいですね。
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- 事務局に通報しました。
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