FC東京 vs アルビレックス新潟
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ブダペスト二郎
2008年11月30日 21:41 visibility70
「食パン」って言葉、変じゃなかろうか、ということについて、
四六時中考えていないでもないブダペスト二郎です。
「食」って・・・ねえ?
「同感です」ボタンが380ぐらい集まる予定が出来たところで観戦記♪
東京のフォーメイションはGKに塩田、DFが右から長友、佐原、茂庭、金沢、MFは右から石川、今野、羽生、エメルソン、2トップに平山とカボレ。
対する新潟はGKが北野、DFは右から内田、千代反田、海本、松尾、MFは右からマルシオ・リシャルデス、本間、千葉、松下、FWに矢野、その周りを動き回る田中アトム。
ポゼッション自体は東京であったが危険なシーン自体は新潟が多く作り出していた。アトムのポジショニングと松下の飛び出し&セットプレイ。
新潟のゲームを観たのが久しぶりであったために、マルシオ・リシャルデスが何故キッカーでないのか、とも思ったけれど、何本かFKとCKを見るとその理由も(ある程度は)合点がいった。センスのある右足から何度もチャンスを演出したけれど、この日はなんと言っても塩田が素晴らしかった。
左サイドの松下からファーサイドの裏へ素晴らしいクロスがあがり、矢野が詰めるも塩田がきっちりと前に出てシュートをストップ。また、松下のFKからのチャンスも塩田が止め、新潟の右サイドでパス交換をしている間に裏に飛び出した松下へ、内田からの浮き球パスが出るも、松下が前にでる塩田の手前で浮かせたシュートはバーに当たり、ゴールならず。このシーンを見て、東京のゲームになりそうな予感が漂う。
東京の攻撃は石川とカボレのスピードが良く効いており、とりわけ石川は前半新潟のパスをインターセプトしてカウンターを繰り出していた。東京もシュートの一つ前で精度を欠くことが多く、またチャンスになりそうなところで、なぜか大ブレーキにエメルソンがなってしまっていた。
後半に入り、そのエメルソンに代わって大竹が入り、その後石川に代わって鈴木達也が入ったあたりからリズムが生まれてきた。
ホーム最終戦で勝ち点3が欲しい東京は平山に代えて赤嶺。
今季の東京を考えるとあり得るのは大竹のアシストから赤嶺が決める、
というのが理想のシナリオだろう、と想像していたらそうなってしまうのだから
現場は盛り上がっただろう。
大竹が放ったミドルを北野が弾き、左CKをその大竹が蹴り、ファー(ニャー)サイドに居た赤嶺が競り勝ってヘディングで叩きつけ、それが決勝点となった。
以下個人採点
東京
GK塩田7.5 代表へのアッピールとなったのではないだろうか。飛び出しのよさ、判断力などを活かして鬼神のごとき働き。
DF長友6 一度集中力を欠いた危険なパスミスがあったのはいただけない。オフェンス時の工夫に欠けたか。
佐原6.5 読みが冴え、素晴らしいでき。
茂庭6.5 徐々に安定してきている。
金沢6.5 鋭い出足で相手の選手に前を向かせないようにするディフェンス。
MF石川6 前半、守備から攻撃へのスイッチになっていた。
今野6.5 攻撃では不満も残るがさすがのディフェンス力を見せた。
羽生6 とりわけ後半よくボールに絡み、流れを読んだプレイ。
エメルソン4.5 マイボールをかなりロストした。パスミスが多い。
FW平山5.5 一度危険なミドルを放った。カボレの決定機も演出。
カボレ6 ゴールはならなかったが惜しいシーンに幾度も絡んだ。
交代選手
大竹6.5 ミスもいくつかあったけれど、結果を出した。
鈴木達也6.5 攻撃のアクセントとして持ち味を発揮。
赤嶺6.5 殊勲のゴールをあげた。
新潟
GK北野6.5 カボレの危険なシュートや平山のミドルなどを良く防いだ。
DF内田6 裏に抜けた松下への浮き球パスなど要所に効いていた。
千代反田6.5 カボレや平山に粘り強く立ち向かっていた。
海本6 パスにややサフランライス、もとい難もあったけれど、堅い守備を見せた。
松尾4.5 受身の姿勢でピンチを招く。
MF本間5.5 良くファイトしたがこぼれ球は東京のほうが拾っていた印象。
千葉5.5 パスミスが多く、流れを作れず。
マルシオ・リシャルデス6 金沢や今野に動きを止められるシーンも多かったが随所に輝きを見せた。
松下6.5 決めきることこそ出来なかったけれど危険な香りを放ち続けた。
FWアトム6 攻守によく顔を出したが決定的な仕事までは至らず。
矢野6 惜しいシュートもあり、体を張ったプレイや、ドリブルも良かった。
交代選手の河原は略。
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- 事務局に通報しました。
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