Ｕ２３日本ｖｓアンゴラ

前日に来日したアンゴラに対して、
いくら相手が強豪でフル代表とは言っても
勝利することが出来なかったのは反省材料だろう。
全般的に内容は良かったと思うけれども。
日本は３バックも４バックも併用すると言いながら
このオリンピック代表にとってのベースとなる３バック。
ＧＫ西川、ＤＦ右から青山直、伊野波、森重、ＭＦ右アウトサイド長友、左に上田、ボランチが青山敏と細貝。トップ下に梅崎、ＦＷが李と豊田。
この同じメンバーでやったゲームというのは今までなかったはずで、
それを考えるとゲームの流れはややグダグダになることが予想されたけれども、それは良い意味で裏切られた。
水本ほどの１対１の強さはないが良いディフェンスと、攻撃への貢献もある森重、青山敏と細貝の出足鋭いディフェンス＆落ち着いてボールを回す技術、豊田のポスト・李のチャンスメイク、そして特筆モノの長友の運動量。
ニュアンスとでも言えばよいのか、決定的なチャンスまで至らないことが多かったもののある程度チャンスを作れていたことは収穫だろう。
ゲームはスロウインを右サイド高い位置で受けた長友が縦に運び、グラウンダーのクロスを出したところに良い動きを見せた豊田が左足で角度をつけて合わせ、先取点を奪ったが、相手のロングボールをヘディングでせり負け、流れたボールを拾われ、決められてドローという結果であった。

以下個人採点
ＧＫ西川６　安定した出来。
ＤＦ青山直６　ほぼ負けることは無かったが失点シーンはちょっとやられた。
伊野波６　落ち着いたプレイでチームを引っ張る。
森重６　攻撃参加のタイミングがよい。
ＭＦ長友７　合わないクロス、などもあったけれど、抜群の運動量で多くのプレイに関与した。
青山６　きっちりとプレスをかけ、運動量も多かった。
細貝６　前に出る力もあり、ポテンシャルの一端を見せた。
上田６　正確なパスで流れを作った。
梅崎６．５　効果的なドリブルでチャンスメイク。
ＦＷ豊田６．５　ストライカーらしいゴール。
李６．５　走り回って攻守に貢献。あとはシュートだけだ。

交代選手
興梠６　李のヒールを受けて左足、という場面では枠に飛ばして欲しかった。
香川７　技術・アイデア・意志を見せた。あの調子を保つなら、もし私が監督であったら彼は１８名に入れる。
中山５．５　パスセンスは垣間見ることが出来たが、シュートをまず意識して欲しい。
田中、岡崎は略。

試しに私が選ぶ現時点でのオリンピック代表はイカ踊り、もとい以下の通り。
まあ、責任感なく選ぶのは楽しい遊びではある。
ＧＫ西川、山本
ＤＦ内田、青山、水本、安田、長友、伊野波
ＭＦ水野、柏木、梶山、本田、香川、米倉、細貝
ＦＷ李、平山、青木

これに絡んできてほしいのは
ＧＫ林、松井
ＤＦ河本、吉田、田中、森重、槙野
ＭＦ谷口、寺田、金崎、高萩、青山敏、乾、長谷川、梅崎、上田
ＦＷ前田、萬代、豊田、興梠、山崎
あたりだろうか。