
何の成長もない
-
-
多田野観客
2008年03月21日 00:02 visibility44
いよいよ開幕を迎えた今年のプロ野球。
今年も開幕戦を観戦するために西武ドームへ行ってきた。
ライオンズの開幕投手は順当に涌井。
それに対するバファローズの開幕投手は4年目の金子。
昨シーズンチーム最多勝の平野が故障のために出遅れているとはいえ、
この大抜擢には驚いた。
てっきりデイビーか川越あたりかと思っていたのだが。
だがそんな思惑を吹き飛ばすかのように、
金子はライオンズ打線を翻弄する快投を見せる。
ヒットこそ打たれるものの、要所要所を三振で締めて点を許さない。
一方の涌井も貫禄のピッチング。
2回に中島のエラーでゲッツーでチェンジのはずが一二塁になったりと、
球数こそ2回で41球と多めになるもののなんとか踏ん張っていた。
だが、3回に坂口にセンター前に運ばれると、ラロッカに右中間を破られ1点献上してしまう。
だが4回にG.G.佐藤が左中間にホームランを叩き込んで同点とすると、
続く中村もレフト線を破るツーベース。
ここで金子が後続をピシャッと経つと7回まで投げて10奪三振の快投。
誰がここまでの快投を予想しえたであろうか?
一方の涌井は7回までなんとか持ちこたえていたものの、
8回に先頭の日高を歩かせると、次の坂口のバントを2塁に送球エラー。
迎にきっちり送られると、ラロッカに犠牲フライを打たれ、なんとノーヒットで1点献上してしまう。
これが決勝点となり涌井は8回被安打3にもかかわらず負け投手になってしまう。
得点経過だけ見ると白熱した投手戦に見えるかもしれないが、
その実ノーガードの譲り合いとも言える貧打戦で、
ヒットは打つもののそれを得点に繋げられないライオンズ打線は、
去年から何一つ成長していないように感じられた。
また中島の守備はもう限界に近い。
これ以上ショートを任せ続けるのはチームにとってマイナスでしかない。
今日も単純なゴロをジャッグルしてしまっている。
本人のためにもここはDH起用に切り替えるべきではないだろうか。
真っ青に染まるライトスタンド
スタンドにやってきたライナをパチリ
- favorite3 visibility44
-
navigate_before 前の記事
春季大会埼玉県東部地区予選
2008年4月24日 -
次の記事 navigate_next
尾崎・佐藤の1軍初出場から考えるライオンズの若手育成
2008年4月17日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件