
尾崎・佐藤の1軍初出場から考えるライオンズの若手育成
-
-
多田野観客
2008年04月17日 20:44 visibility41
先日のライオンズとファイターズの試合、
ファイターズのスタメンには見たことのない名前がありました。
尾崎匡哉、今年でプロ入り6年目になる選手です。
今までの1軍出場試合は0。
金子、小谷野の欠場によりチャンスが回ってきたということでしょう。
また同じくプロ入り7年目にして1軍出場のチャンスをものにした、
佐藤吉宏も途中出場とはいえ出場していました。
彼らの長い長いファーム生活期間を耳にし、
ライオンズにもそのような選手がいるかな?と調べてみました。
新人を除いて今現在1軍出場試合数が0なのは以下の選手。
投手
山本淳 2年目
西川 3年目
田沢 3年目
田中 3年目
朱 2年目
野手
吉見 3年目
星 4年目
昨年はファームの内野手不足で石橋というファーム専用選手がいましたが、
今年のメンバーでは最長でも4年目の星で、
5年目以上のシーズンを迎える選手はすべて少なからず1軍を経験しています。
これはシーズン終盤などで積極的に若手を起用し、
また特定の強化指定選手を我慢して1軍で使い続ける
ライオンズの育成方針がものをいっているのではないでしょうか。
その1軍経験が誰かが抜けても必ずそれを埋める選手が台頭する、
ライオンズの強さ、世代交代の上手さにつながっていると思います。
それでは今現在のライオンズのレギュラークラスの選手の、
1軍試合初出場とブレイク(100試合出場か300打席到達)の時期はどうなのでしょうか。
栗山 3年目 4年目
中島 2年目 4年目
片岡 1年目 2年目
赤田 1年目 6年目
細川 1年目 3年目
GG佐藤1年目 4年目
中村 2年目 4年目
当然のことながら高卒と大卒ではスタート地点が異なりますが、
だいたいの選手は3年目以内に1軍デビューし、4年目前後にブレイクしています。
今現在強化指定として売り出し中の松坂も5年目です。
このあたりがライオンズではレギュラーとして定着できるかどうかの分かれ目になっているのでしょうか?
松坂同様に次世代のチームを担うであろう
黒瀬、大崎、原あたりの活躍が見られるようになるのはもう少し先の話かな?
- favorite4 visibility41
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件