2つの「リード」

お疲れ様です。キャッチャーのポジション上、色々話題になる「リード」の話。

プロ野球では主に配球についての評価に至る所が多々あります。人によって意見も様々で、セオリーや定石を語る人もあれば、所謂「結果論」で説明する人もいます。

 

自分の中では、「良いリード」を定義できるものはありませんが信条を持っていた方が良いと思います。その中で、2種類の「信条」について書こうと思います。

 

1つは「Lead」ピッチャー、チームを引っ張ると言う意味でのリードです。ピンチの時程、しっかりした根拠や信念でサインやチームに指示も出していきます。時にはチームを鼓舞する言動も必要でしょうか。そうした行動が常にできるようにありたいと未だに思います。

 

もう一つは「Read」相手の心理や作戦などを読む。或いは予測して対策を立てる。また、ピッチャーが何を投げたいのかを慮れる配球をする。チームの為に的確な守備位置を指示する等の状況判断が求められたりもします。

 

こうした視点からリードを育むには、経験が物を言うことは間違いないです。特に失敗や敗戦から学ぶ事は多々あります。負けた事や打たれた事から次への対策を得られると言えます。

 

自分の場合、トータルの野球の試合(少年野球、学生野球、草野球含め)勝ったことよりも負けた試合の方が遥かに多いと思います。そんな中でもキャッチャーを続けられているのは、2つのリードの答えを探しているからかもしれません。その経験が割と野球以外にも活かせられるから、という理由もありますし。

「もう野球はいいや」ってなったときに答えが見つかると良いなと思います。

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