バットよ! G.Wと書いて野球の日と読むのだ!! その2

  • フジ
    2013年05月15日 22:37 visibility145

4月28日の試合をイイ感じで終えた筆者でありますが、野球の日はまだ続きます。

 

翌29日(月)。知り合いの方から誘われたチームで試合がありました。

 

知り合いの方の言によると、

 

「30から40代の、オッサンチーム」

 

ということ。

 

「良かった、強いところじゃなくて」

 

とほっとしたのは良かったのですが、いざホーム上で整列してみると、……

 

なんか、偉く若い人が混じっているんですけど。

 

「あー、なんかこの春高校を卒業した人とかもいるみたいだよ」

 

「だよ」 じゃねー!

 

いざ試合が始まると、その若いうちの一人が先発。

 

サイドスローからビシバシ速球を決めていきます。

 

こちらは、投手4人を1から2イニングずつつぎこみますが、コツコツと点を取られます。

 

筆者は5回からの登板予定でしたが、2番手の方がコントロールが決まらず、また打たれもしていたので急遽4回から投げることになりました。

 

昨日の登板で疲れはあるものの、マウンドに立った以上は言い訳は出来ません。

 

が…

 

いきなり先頭打者に、レフトへものすごい打球を打たれました。

 

いかん、と力んだのがいけなかったのか、

 

次打者に四球、その次も四球、そして…

 

とうとう押し出しで1点を与えてしまいました。

 

「うーん、疲れも出てきているし、こりゃもう『打って下さいよ投法』、だな」

 

と開き直って投げます。

 

すると不思議なことにストライクが決まるではありませんか。

 

次の打者をセカンドフライ。その次の打者もセカンドフライ。最後に三振を取ってなんとかこの回を投げきりました。

 

「無死満塁から、よく1点で抑えたね」

 

と言われたものの、

 

「自作自演もイイところです」

 

と力なく答えるのでした。

 

我が軍の打撃は、相手を攻略できそうで出来ず、5回の表2アウトで筆者の打席。

 

いい加減ぐったりしてきたので、力を抜いてカットで逃げる戦法に出ます。

 

2球ほど粘った後、真ん中高めに来たボールに体が反応しました。

 

打った打球は痛烈なライナーとなって、セカンドのグラブを弾きます。

 

セカンドの方は、よく見れば先ほど筆者からレフトへ大飛球を飛ばした方。

 

「これで仇は討った(?)」

 

と意気揚々とベースに立ったのでした。

 

しかしその後が続かず、チェンジ。引き続き筆者が投げます。

 

腰が痛み出し、腕も上腕の筋肉がぱんぱんです。が、気力を振り絞り、死球を出したものの、レフトのファインプレーなどでこの回0点。

 

試合はその後、両軍それぞれ投手を交代しながら進んでいきますが、こちらはどうしても点を取れずゲームセットとなりました。

 

この試合での教訓は、相手についての事前の情報に惑わされてはならない、ということと、ピッチングでもバッティングでも、適度に力を抜くことの2点です(しかし、適度というのが難しいのでありますな…)

 

G.W前半はこうして終わりましたが、後半も野球の日は続くのでした。

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