花火とヴァンフォーレ甲府
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VFK魂
2011年08月09日 01:44 visibility263
先日の広島戦。
甲府は相手の倍以上のシュートを放ちながら0-2と敗れ、
試合終了後に三浦監督の辞任(実質は解任)が発表された。
僕の気持としては本当に残念な発表であった。
三浦監督の試合後の記者会見での質疑応答での一部抜粋(Js GOALより)
Q:結果が出ない中、福岡の監督が解任されたが御自身の進退についてはどう考えておられるのか。
「今日を持って監督を辞めたいと思っています。一週間前から海野社長と話し合っていて今日の結果が芳しくなければ監督を辞めることにしていた。(選手は)最後にいい試合を見せてくれた。結果の世界だから替わるのは止むを得ない。甲府で監督をやるのはタフな仕事。昇格した監督を変えてまで私を呼んでくれたので、結果を出せなかったので責任を取りたいと思います。
選手、スタッフには感謝しています。可能性も見せてもらった。今後は影ながら甲府の残留を応援したいと思います。そして言わなければならないのは今も歌ってくれているサポーターのことです。こういう成績でホームで敗れれば監督も選手もブーイングを受けるのですが、こうやって応援してくれていることに感謝しないといけない。日本一素晴らしいサポーターだと思う。最初にそう感じたのは横浜FM戦で前半に4失点したにもかかわらずしっかりと応援してもらった。ずっと選手とスタッフを支えてくれたことを感謝したい。甲府で監督をしたことを後悔していません」
僕はこの三浦監督の言葉を忘れはしない。
そして試合終了10分程前に降り出した豪雨の中、試合終了後、
1時間以上にも及びあの土砂降りの雨の中、ずっとチャントを歌い続けた
仲間にもお礼を言いたい。(僕は途中で帰りました)
三浦監督の最後の言葉となったこの言葉。
絶対に無にしてはイケないと思う。
シーズン最後、どのような結果になっていようとも
最後まで全力で戦い続ける。
それが志半ばにしてチームを去ることになった監督への
僕らの出来る唯一の恩返しだと思う。
僕も昨日、一日中考えました。
今月の応援はもう控えようかとも思っていた。
自暴自棄になっていた気がする。
でも翌日に、この三浦さんの最後の言葉目にした時に、
自然と涙が溢れてこんなところで負けるわけにはいかないと
そう思うことが出来た。
今は迷いは全くない。
どんな結果になろうとも最後まで信じて戦ってゆく。
昨日は地元、山梨で一番大きな花火大会が行われました。
その名も「神明の花火」
僕にとっては7年ぶりの花火大会。
仕事が重なってしまいなかなか行くことが出来なかったけど
今年は久々に仕事を調整してもらい行くことが出来ました。
初めは小雨がパラついていて花火も可哀想な気がした。
ただでさえ儚い命なのに雨で余計に儚く散る運命。
なんか花火を見ていたら甲府のことと重なりあって
傘をさすのもやめて雨に打たれながら花火を見ていた。
花火はこうやって様々な人々の裏方での頑張りがあって
見事な花を咲かせることが出来る・・・。
すごくサッカーに似てるよね。
時にはこんな大きな花を咲かせることもあるけど
小さな花火の集まりがあって初めて大きな花を引き立てることが出来る。
そう、サッカーと同じだ。
こんな花火もあるんだね、個性的と言うか心が和んだ。
花火も年々進歩している。
甲府も地道ではあるけど進歩して行きたい。
この日は風もなく見事な花火も煙にかき消されそうだったけど
その精一杯な輝きを見届けたよ。
最後まで咲き続けよう。
やっとやっと手が届いたJ1という夢の舞台。
やっとやっと手に入れたJ1というビッグステージ、簡単には諦められない・・・。
結末はこの花火のように散り去る運命かもしれない。
でも可能性が1%でも残されている限り、最後まで戦っていこうと
この花火たちを見ながら僕自身は強い気持ちに切り替えることが出来た。
花火たちに感謝をしたい。
花火大会の会場は例年だとナイター照明がついて
露店が並ぶグランドは明るいのだが今年は震災による
節電の一環で照明も自粛であった。
久しぶりの花火大会観覧は思わぬところで
僕を前向きな気持ちに切り替えさせてくれました。
花火大会に行って本当に良かったと思っています。
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