チーム代表者に「面倒くさい」と言う言葉は無い。その言葉を吐いた時に辞めるべき
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虎男
2017年05月03日 11:05 visibility285
草野球は楽しい。楽しいだけで草野球をやっているのが一番良い。チーム代表が楽しいだけでやっていると思っているメンバーがいるとしたら、そういうメンバーは長続きしないだろう。チームが継続して行く間には周囲には「敵」とは言わないが、多くの「非同意者」がいるのは「当たり前の世界」にチーム運営者はいる。それを分かっていないチーム運営者が「俺がしっかりやっているのに」と思う事に対して、反映されないことがいくつもあることを覚悟しておかないでチーム運営をしていくと、急に嫌気がさす人たちも少なくない。中学、高校、大学とすべて体育会で厳しく指導を受けてきた自分は、学校時代の理不尽さを含めたあの時代を振り返ってみると、なぜ先輩や監督、部長が厳しかった理由が、この50代中盤の年齢になって理解ができる。そして、納得がいくのだ。
集団生活において規律を守ると言う事が、自分のためだけではなく「ルールを団体で守る」ことの重要性の基本であること。それをある一人が守らずに逸脱したとしたらどうする。それは戒められて当然。厳しいペナルティを課せられるのは当然の事であろう。若い頃にはそれがわからない。「そんな小さなことで小言を頂くいわれはない」と思っている人たちが大半だろう。そして、それはある「ものさし」になる。それは、「その違反者がどれだけ技術に長けているとしても心が成長しているかいないか」で将来の「伸びしろ」が見えてしまうってことだ。なぜなら、チームワークのできない人間がチームの中にいたら、くさったミカンと同じであると言う事。プロの一流選手は、全て監督の指示のもとに動いている。それは「絶対命令」だからだ。監督の指示に背いたものは、ペナルティがあって当然。そのペナルティを受けさせないで済ませることは「組織が組織として機能していない証拠」でもある。技術が高いから、ペナルティを受けない。主力だからペナルティを受けさせる必要が無いと言うのであれば、それは集団や組織を崩壊させる種になり、そして、それはリーダーの力量の無さを知らせてしまうことになる。
誰も助けてはくれない。そして、誰もが「そういう問題発生して、それが嫌ならやめちゃえば良いでしょ」と言う事くらいしか言わない。野球をやることの興味など無い人たちにとっては「くだらないし時間の無駄。自分の休暇にそんな面倒なことに首をつっこまなきゃならないようなボランティアなんか意味ない」としか考えてくれないのが関の山。だが、苦しむ先には何かがある。扉は必ず開く。そして、その先には光が差すと私は常に思う。そして、自分が一生懸命やらない人間が代表者をする資格はないってことを悟るべきだろう。代表者に「面倒くさい」と言う言葉は無い。
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