全国大学野球選手権大会決勝戦を観戦、立大OB長嶋さんも駆けつける。

  • 虎男
    2017年06月11日 21:28 visibility314

昨日は夜10時に草野球の活動から帰宅。そして今朝は10時に起床。急いで朝飯を食べて、神宮球場へかけつけた。神宮球場へ行くのは最近は総武線の千駄ヶ谷駅から徒歩であることにしている。その途中で被っていた麦わら帽子を落としてしまったら、体格の良い若い男性に拾っていただき、礼を言うと彼も神宮へ急行している途中だと言う。私はもう4年連続で全国大学野球選手権大会の決勝戦を見に来ていることを伝えると、彼は「私は立教大学野球部のOBなんです」と言う答えが返ってきて、やはり六大学野球部のOBと言うのは返事もはきはきしているし、挨拶もきちんとして素晴らしいなと感心したものだ。立教大学は59年ぶりの決勝進出だと言う。

 

今日はいろいろな出会いがあった。私がたまたまバックネット裏の席に腰かけていたら、ある年配の男性が「そこ、私の席なんですが」と言ったので、私は一礼をして横の空いている席に移動した。「大変申し訳ございません。どうぞ、お座りください」と言って席をその方に戻したら「私は一人なので、お隣の席にお座りになってください。問題はありません」と言うことで、その方のお隣に座らせていただいた。ご縁である。その方、学生野球が大好きで、昔から野球をなさっていたお話をしてくださり、私にとっては「野球愛好者」とのお話は大歓迎。昔の巨人軍V9時代の多摩川グラウンドへ良く、行ってらしたお話など興味深いお話を沢山していただき、一人で行ったのになんだか得をしてしまったような気持ちになった。

 

実際に試合は国際武道大学が1回の表に先制点をあげたので、おもしろくなるかなと思ったのだが、試合の一番のポイントとなってしまったその裏の立教大学の3番打者笠松の打球がふらふらとショート、レフト、センター三者の真ん中へぽとりと落ちて、その後の大東選手に特大スリーランを打たれたことが致命的な失点となってしまい、立教の優勝へとつながってしまった。

 私が思うに、国際武道大学のバッテリー、特に先発捕手のインサイドワークがあまりにも「外角一辺倒」であれでは、狙い撃ちされても仕方がない。とにかく、サインを出してもすべて構えたミットが外角ばかり。あれではランナーズコーチからサインが出て「外角球しかこないから、それだけ絞れ」となるにきまっている。とくに追加点を立教があげた中盤から後半にかけての場面では連続ヒットをバットの芯で捕らえられていた。

 

試合の模様は上記の動画で見てもらうと分かるが、大学野球選手権大会の決勝でもこの程度の観客しか来ないと言うのが野球人気の凋落をまじまじと感じるわけで、本当に野球を大切にしていかないと、今後甲子園大会だって他人事ではなくなるかもしれない。

 

ここで私はかなり近くの場所から、国民栄誉賞長嶋茂雄氏(立大OB)を久しぶりに生で見ることができた。

 

 

59年ぶりの決勝進出とあって、長嶋さんも御呼ばれしたのであろう。貴賓席からの観戦であった。

大学野球も、この大会は本当に楽しい。いろいろな全国の大学を知る機会にもなり、真の大学チャンピョンチームを決めるにふさわしい大会だと思う。来年もまた来たいものだ。

 

 

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