どんどん選手を草野球へはまらせる。

  • 虎男
    2017年06月27日 22:36 visibility329

うちのチームの選手がどんどん草野球にはまってきている。それが目に見えてと言うレベル以上に、言葉に出てきているのが「嬉しく」感じる。「監督、僕投手がやりたいです。」「監督、次の試合、僕が投げますよ。」「監督、捕手をやるのって楽しいですね。」こうした言葉が試合ごとに出てきている。これは、もう完全に野球の魅力、すなわち未知のポジションを体験して、その面白みに触れた感覚であり、さらに投手である選手の投手で「勝ちたい」と希望する「向上心」の表れ。これをくすぐりたい。そう、もっと野球の深みと面白さにはまっていくようにしていくためのアドバイスやエピソードを絡めた話を彼らにしていく。この楽しさは草野球をチームで味わった者だけがわかる「マジック」なのだろう。

 

 

草野球チームが熟成する段階で、皆が「こうなりたい」となったら、本当にしめたものだと私は思う。新しく入部してきたメンバーも、それに感化される可能性もあるだろうし、これからの可能性として、自分がどういうやり方をしていけば、それに短い時間で到達するのかなどの疑問が私に投げかけられる。これこそが草野球チームをつくって、「然るべき姿」の一つなのかもしれない。今まで13年間と言う長い時間草野球運営についやしてきたが、究極の草野球の楽しみ方はこれなんだと言う事。この魅力マジックの火を長く消させない方法を模索するのが、私の永遠の課題なのかもしれない。選手は「今チームに入っている。チームがあるから守備経験としてやったことのない未知のポジションへの希望が出て来た。そして、監督がその希望を体験としてかなえてくれた。最初はダメだったが、そのうち、それは体験だけで終わるのか、自らの努力で次の段階をあがることになるのか。」それは、意志の継続があれば、未知のポジションにおいても花を咲かせる可能性が出てくるはず。ここは、どう監督としてアドバイスをしてやればよいのだろう。これを考えることで、また野球の新しい興味が私にも出て来たと言える。面白いものだ。自分の技術の向上よりもチーム内の底上げと言う部分に直面すると、自らの事よりも難しい。

これからどうなるのか。選手のこの「興味が出てきている」メンバーは一人ではない。またまた忙しくなる指導者業に、嬉しい悲鳴だ。

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