高校選手権熊本大会3回戦(2)


引き続き熊本農業高校会場3回戦第2試合です。


熊本高校(赤)と玉名高校(白)の進学校同士の対戦です。そのため、両校とも春の総体予選で3年生は全員引退、1・2年生チーム同士の対戦です。


熊本高校は2回戦で八代農業に勝ち。玉名高校は1回戦で菊池、2回戦で八代南に勝ち今日の3回戦に進出です。


第1試合同様の天候の中で、両チームがいかに天候に惑わされることなく戦えるかがポイントになりそうです。


 


 


 



だが、やはりグラウンド状態が悪いせいか両チームとも第1試合同様思い通りにできない感じ、一進一退で終了します。特に熊本高校はドリブルにスピードのある両サイドの選手がいましたが、なかなか本領発揮できず攻撃のパターンが作れません。玉名高校もコーナーやフリーキックをものにできません。



後半に入ると、再び雨がひどくなり、またまた田んぼ状態に。コーナーキックになると、両チームの選手が錯綜して、まるでラグビーのゴール前のような状態です。「ボールを押し込め!」などといった叫び声まで聞こえていました。1点を取るためには手段を選ばないような雰囲気です。


試合全体としては玉名の方が攻めていた時間が長かったでしょうか?だが、点は入らず0−0。2試合連続でPK戦になります。



このPK戦で活躍したのが玉名高校のGK土山くん。小柄ながらも写真のように熊本高校のキックを足で止めます。


結局熊本高校は4人蹴って1人しか決めることができず、終始優勢だった玉名高校が3−1で勝ちました。



玉名高校は初めて試合を見させて頂いたチームでしたが、応援団も雨の中濡れながら何種類ものリズムにのって応援するなど非常に雰囲気のよいチームでした。


4回戦は11月8日(日)天草工業との対戦です。天草工業は3年生が何人か残っているチームですが、恐れることはありません。準々決勝進出を目指して頑張って下さい。


熊本高校は熊本県を代表する公立高校。どちらかといえば学業優先で部活動には十分な時間はかけられないのだと思いますが、70分間しっかり走り続けていたと思います。冬の間も効率よく時間を利用して頭も体もしっかり鍛えて下さい。


※ 学校紹介


熊本高校(熊本市・県立)


明治33年開校の熊本県を代表する進学校。卒業生は3万人を超す。今年度は東大に18人合格を果たす。一般的には熊工(くまこう)と区別するため熊高(くまたか)と呼ばれている。


 


玉名高校(玉名市・県立)


県北部玉名市にある地域を代表する進学校。普通科のみで大学進学者多数。箱根駅伝を考案したマラソンの金栗四三、俳優の笠智衆はOB。


 


























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