高校選手権長崎大会長崎地区予選

本日は高速道路1000円均一の恩恵を得て長崎へ。

福岡から高速で２時間弱。長崎は意外と近いものだ…。長崎では他県ナンバーの車がかなり多い。考えることは同じか。

さて、今日の会場は平和公園すぐ近くの長崎市営サッカー・ラグビー場。運動公園に近接しており、スタンド付きのきれいな競技場である。

長崎県でも冬の選手権目指して本当にあつい戦いが繰り広げられていた！

長崎県は地区別に長崎・佐世保・諫早大村・島原・五島の５つの地区に分かれており、各地区の代表が１０月に開催される最終予選の県大会（トーナメント戦）に出場することになります。

で、本日観戦の長崎地区予選。長崎地区はレベル別に１部〜３部のリーグ戦を開催し、結果で県大会出場権が決定する方式です。

で、第１試合は１部の長崎工業ー長崎南山の一戦です。

（試合の途中からの観戦だったので、原稿に間違いがあったらスミマセン。）

１部リーグの試合だけあって、両チームともレベルの高い戦いが繰り広げられます。

写真のような両チームでボールを奪い合う光景が幾度となく見受けられます。

コーナーキックの度に両チームともこのようにゴール前に大挙襲い掛かり、幾度となく混戦が続きます。前半は南山が優位に試合を進めリードします。

なお、この大会では、前後半ハーフの途中に写真のように給水タイムがありました。

熱中症などで、全国で悲劇が起こっていることを考えれば、非常によいことです。インターハイなどでもよく見られる風景になってきました。

技術や体力を向上させることも大事ですが、給水や休息の取り方などインターバルトレーニングも重要性が向上してきましたね。

後半に入ると、長崎工業も追撃を開始します。

両チームとも激しい局地戦が見られながらも、南山はディフェンスラインが後退し、長崎工業が攻撃する機会が増え同点に追いつき試合は３−３の同点で終了しました。

なお、この試合ののち、８月末までリーグ戦は続き、最終的に１部は以下のような結果になりました。

１位　長崎南　　　４勝０敗　　　　＋４点　　県大会出場

２位　長崎南山　 １勝１敗２分　 ＋２点　　県大会出場

３位　北陽台　　　１勝１敗２分　 ±０点　　県大会出場

４位　長崎工業　 １勝２敗１分　 −１点　　県大会出場

５位　明誠　　　　 ０勝３敗１分　 −５点

長崎南山・長崎工業ともに県大会に出場します。１つでも多く勝てるよう、10月まで調整に余念なく頑張ってください。健闘を期待しています。

【学校紹介】

長崎工業

愛称は「長工（ちょうこう）」。機械・機械システム・電気・工業化学・建築・インテリア・電子工学・情報技術の８科から県内を代表する工業高校。何といっても福山雅治の母校として有名。理念は「技術の真髄をつかめ」

長崎南山

昭和15年創立のカトリック系男子高校。南山中学校もあり、中学校から進学する者もいる。野球部も強いが、県内の男子生徒のみ入学を受け入れる方針とのことで県外留学生はいない。理念は「人間の尊厳のために」