「テクニック」とはなんなんだろう?


昨日は10日ぶりのサッカー行ってきました。

最近、サッカーの定期練習も日記も疎かになってます・・・サボりではありませんが。


さて本題です。

「テクニック」=「技術」と言う事は皆さんも「理解」していることと思います。しかし多くの人が、それをもっと複雑に「誤解」しているのではないでしょうか。


プロの選手とアマチュアの選手と何が違うのか?

例えば、20~22歳の年齢であれば、Jリーグで活躍している選手もいれば、大学サッカーやJFLなどで活動している選手もいるでしょう。ではそのプロとアマチュアの垣根はなんなんでしょうか?


それは、「精度」です。

色々な精度はありますが、今回はテクニックに限って話をします。

テクニックとは、キック、トラップ、ドリブル、ターンなどの事であるのはご理解頂けると思います。これに「正確性」を加えるとそれは「スキル」になります。

例えば、試合中にパスを多くミスする選手がいたとした場合、それを克服させるためにパス練習をさせるのが正解とは言えません。

そのミスが、キックフォームやボールインパクトといった技術的ミスであれば補えるかもしれませんが、パスの強弱、ボールを落とす位置などのスキルの部分のミスであれば、ゲームを多くこなす中でスキルを磨く必要があります。


プロ選手とアマチュア選手の違いはそのスキルの部分の精度の差だと私は思っています。

テクニックは何も変わりません。思ったところに飛ばなくてもインステップキックできる小学生はたくさんいます。思ったところに止められなくても腿でトラップできる小学生もたくさんいます。テクニックとはその程度のものなんです。


足のどの部分でボールをインパクトするかがキックテクニックで、それを思ったところに思った速さで転がすのはスキルの範囲です。トラップも同じです。

また、足のどの部分を使ってプレーの方向を変えるのかがターンテクニックです。

その何れにおいても、「正確性」というものが加わるとそれはスキルの範囲となります。


最初に挙げた「精度」とは、このスキルの部分であり、プロ選手とアマチュア選手の違いがスキルの差だと言った事もご理解いただけるのではないでしょうか。

しかし、何事も「基本」なくして「応用」は存在しません。基本の複合形が応用だからです。

ですから、育成年代でどれだけテクニックを身に付け、その精度を磨きスキルを上げることが重要になってきます。


スキルの部分だけに捉われると、そのベースとなるテクニックが疎かになり「負」のスパイラルに嵌ってしまいますよ。ご注意下さい!


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