スクール内シングルス大会レポート

  • よし
    2010年06月28日 13:22 visibility86

昨日はスクールで隔月開催される上級者以下限定のシングルス大会に参戦。



が、その前に、軽くラケットを振っておいた方がいいと思って、友人主催の練習会に参加してきました。
電車で行ったのだけれど、赤羽駅からたっぷりと歩いて、到着した時には汗みどろ。
練習は3時間。
軽く慣らすだけの予定が、オープンスタンスから強打をする練習で、たっぷりと体力を費やす。
だから、軽く肩慣らしをするだけでいいんだってのに。
そして、ダブルスゲームでは、かつてスクールで最強を誇ったK木さんからポイントをとりたい一心で、ついつい本気モード全開で戦いを挑んでしまう。
へっへっへ、何ポイントも奪ってやりましたぜ。ゼーゼー。
さらには、女子高生3人にまじってのダブルスでも、ガチンコモード全開。
ううっ、負けた(涙)
湿度が高かったので、あっという間に体力を消耗。
うーん、当初の予定と随分違う結果になっているような…。



再び赤羽駅まで延々と歩き、ここでもたっぷりと汗をかき、最寄り駅からの自転車はペダルがやたらと重かった。
もしかして、やばい?



相も変わらず過去の失敗から何も学んでいないよしです。



さて、夕方の5時半からテニススクールでのシングルス大会。
今回は、nakaさんが優勝を目指して初参加。よこちゃんも、お馴染みのHORさん、I井ちゃんも、みんな優勝狙って気合いが入っています。



僕の初戦の相手は、今回初参加のN村さん。
どういうテニスをする人なのか、まったく知らなかったのだけれど、いざ対戦してみるとけっこういいボールを打ってくる。
しかし、僕との相性がぴったりだったようで、6−0ですんなり勝たせていただく。
この人はこのあと、よこちゃんを6−1、nakaさんを6−4で破ったのだから、決して弱い方ではなかったのだけれど。



2回戦目の相手は本日のメインイベントともいうべきnakaさんとの対戦。
ところが、あれよあれよという間にポイントを奪われ続け、気がつけばあっという間に1−4となってしまう。
おそらく、nakaさんの強打することなく絶妙にコントロールされたボールに対して、攻めればいいのか、守ればいいのか、その迷いがあって一方的に押されていたのではないかと思う。
6ゲーム目からは、きっぱりと攻めのテニスに切り替える。
そして、怒濤の反撃で5−4とひっくり返すことに成功。
が、このあたりから僕のミスが増えてきてしまう。
思いっきりの攻めのテニスは、体力を消耗するのです。
そして、体力が消耗した状態で思いっきり攻めると、どうしてもミスが増えてきてしまうのです。
で、結局は5ー6で敗退。
うーっ、悔しい!!
正直、最近の試合でこうまで悔しく思った試合はなかった。
勝ちたかった。
なんとしてでも勝ちたかった。
が、いま一歩及ばず。
悔しい!!



3回戦目の相手はよこちゃん。
トスで勝ったよこちゃんはニヤリと笑って、「よしさん、もう疲れ果てて、スカッドミサイルサーブも打てないでしょうから、レシーブをとります」。
言ったなあ。後悔させてやるぞお。
で、思いっきりのサービスをガンガン打ち込んで、セカンドサービスもたっぷりと曲げて、サービスエースを量産。
どうだあ(笑)
しかし、これまた体力をたっぷりと消耗するんだよなあ。
一方のよこちゃんは、自分の日記にも書いているように、シコリのテニスを封印してハードヒットのテニスに切り替えてくる。
目一杯ドライブ回転をかけたフォアストロークを打ってくるのだけれど、正直まだ完成されていない打ち方なので、こちらは無理をせずにラケットをあわせて打ち返すことだけに専念する。実は、これがちょうどいい休憩時間となるのだ。
試合の中で休憩する時間をつくれとは、コーチからいつも言われていることなのだ。
だけど、このストロークが、もっと低い弾道で深いところに入るようになり、さらにコースをコントロールできるようになったら、かなりめんどくさいことになりそうだ。
結果は、6−1で僕の勝ち。



ブロック予選を終えて、てっきりnakaさんが1位抜けで決勝トーナメントに進むのだろうと思っていたら、3人が2勝1敗で、得失点差で僕が1位。そして、nakaさんとN村さんは得失点差がまったく一緒となり、直接対決で勝ったN村さんが決勝トーナメント進出となり、なんとなんと、むちゃくちゃ意外なことにnakaさんはコンソレトーナメントに進むことになったのでした。



そして、決勝トーナメント初戦の相手が、因縁の超シコラーSさん。
ああ、疲れ果ててからこんなめんどくさい相手と試合をしなければいけないのか。
とにかく、この人の相手をする時には、一方的に攻めて攻めて攻めまくって勝つしかないのだ。そうしないと、こちらがミスをするまで、どんなボールでもきっちり返ってきてしまうのだ。だけど、疲れ果ててからの攻めのテニスはミスが増えて難しいんだよなあ。
試合がスタートすると、案の定、攻めきれずに一進一退の展開となる。
それほど体力を消耗しないシコラーに対して、全力攻撃のこちらは倍以上のスピードで体力を消耗していく。
もう、足はガクガク、息も絶え絶え、頭は朦朧といった状況となるが、それでも攻めの姿勢を貫く。
ぼよーん、ぼよーんというラリーに何度かつきあい、ここぞというタイミングで思いっきり打ち込んでいき、ネットに詰める。
ところが、ネットに詰める最初の一歩がほんのちょっと遅れてしまい、チャンスボールが返ってきても、それを打ち込むのにミスってしまう。
さらに疲れが溜まってくると、攻撃のスピードがおちて、絶妙のロブを返されて頭の上を抜かれてしまう。
そして、さらに疲れが溜まってくると、攻撃しても最初の一歩が完全に出遅れてネットに詰められず、再びぼよーん、ぼよーんというボールのやりとりにリセットされ、全力のショットもただただ体力を消耗しただけに終わってしまう。
そして、相変わらずポイントが分からなくなるSさん。
何度も何度もSさんのサービスの時に「コールをお願いします」とリクエストするが、そのたびに「えーと、何点でしたっけ?」と聞き返される。ゲームカウントが4−3になった時点で「えー、3−2じゃないですか」とクレームをつけられる。頼むから、自分でちゃんと把握しておいてくれ。
セルフジャッジについても相変わらずで、こちらのサービスに対して「いまのよく見えませんでしたけど、入ってますか?」と聞いてくる。前回の試合でいい加減うんざりしていたので「セルフジャッジですから自分で決めてください。でも、よく分からないのだったらインとコールしてください」とやや強い口調で言わせていただく。
しかし、それに対して「じゃあ、よく分からないからインということにします」ってのはあまりにも相手に対して失礼だぞ。
という展開で、やっぱり色々な意味でめんどくさい試合となってしまうのだけれど、最後には完全にこちらが疲弊し尽くして、4−6で負けてしまう。
これまた、むちゃくちゃ悔しい。
もうちょっと体力がもってくれれば負ける相手じゃないはずなのに。



結局、このSさんがI井ちゃんとのシコラー対決を制して優勝となった。
ま、たとえSさんに勝ったとしても、次のI井ちゃんに勝てるだけの体力もなかったので、僕の連続優勝はありえなかったけどね。



一方、面白かったのがコンソレの決勝戦、nakaさん対HORさんの対決。
HORさんの強烈な攻撃と、それをことごとく打ち返すnakaさんのライジングショットの応酬は実に実に見事で、見応えたっぷりだった。
結果は6−3でnakaさんがコンソレ優勝を果たしたが、この試合が本日最高のカードだったのでした。



というわけで、2ヶ月後にも、再びしんどい試合を同じような顔ぶれですることになるのだろうなあ。

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