俺から見たバルセロナ対ヘタフェ

リーガ・エスパニョーラ第5節、バルセロナ対ヘタフェです。

 

バルサはニューカッスル戦から4名ターンオーバー。CBにクリステンセンとエリック・ガルシア、トップ下にダニ・オルモ、左WGにフェラン・トーレス。ラッシュフォードは直前ミーティングに遅刻してスタメンからベンチに変更になったそうです。

 

前半

ヘタフェはバルサのハイプレスに対してロングボールでプレス回避。守備ではファール取られてもお構いなしの激しい寄せを見せます。

 

序盤は中盤の潰し合いになります。

 

7分、バルサの速攻。バルサは右サイドで小気味よくパスを回し、ペドリが右から中央にドリブルで持ち上がり左のジェラール・マルティンにパス。ジェラール・マルティンはダイレクトでグラウンダーのクロス。中央のフェラン・トーレスがダイレクトシュートもDFがブロック。14ふん、右でボールを受けたラフィーニャが中を確認し右ポケットに糸を引くようなスルーパス。中央から走り込んだダニ・オルモがアブカルを引き付けてマイナスのクロス。空いたスペースに走り込んだフェラン・トーレスがダイレクトシュート。ゴール左に突き刺します。

 

バルサが先制します。

 

25分過ぎ、ヘタフェの運動量が落ち、バルサが押し込み始めます。

 

27分、バルサはパスを回してヘタフェの守備ブロックをかく乱し、左のダニ・オルモが左ポケットにスルーパス。ペドリが走り込み、DFとGKの間に鋭いクロス。レバンドフスキが飛び込みますがわずかに届かず。

 

33分、ヘタフェのコーナーキックをはね返したバルサは右サイドにクリア。リコが回収しますがすぐさまラフィーニャがプレス。リコは慌てて前線に蹴り込みます。そのボールをクリステンセンがダイレクトで前線のラフィーニャへフィード。ハーフウェーライン手前からラフィーニャが飛び出し、カバーに入ったフェミニアに頭上を抜くループパス。中央に走り込んだフェラン・トーレスが完全に抜け出し、ソリアと1対1になります。フェラン・トーレスはゴール右へシュートする素振りを見せてソリアを動かし、ゴール左に流し込みます。

 

バルサが2-0とリードを広げます。

 

40分、ダニ・オルモが中央からペナルティエリアの外右ハーフスペースのレバンドフスキにパス。レバンドフスキはDFを背中でブロックしてターン。右に流したボールをそのままシュート。ソリアは左足元にきたボールをファインセーブ。

 

42分、右ハーフスペースハーフウェーライン付近でバルサのフリーキック。ショートで始めて、すぐさまデ・ヨングが前線右ハーフスペースへフィード。フェラン・トーレスが抜け出しダイレクトボレーシュート。バーに嫌われゴールならず。

 

決まっていればゴラッソでした。

 

前半は2-0とバルサがリードして折り返します。

 

後半

開始からラフィーニャに代えてラッシュフォードを投入します。前半、リスタートで不可解なイエローカードをもらい、ヘタフェに削られてイライラしていたので客観的に見れば納得の交代です。ただ、ラフィーニャは納得がいかない部分はあるかと思います。

 

バルサは試合を落ち着かせるべく少しペースダウン。得点のほしいヘタフェは攻撃に出ます。序盤はヘタフェが少し押し返す展開になります。

 

47分、右ハーフスペースからアランバリが中央にループパス。走り込んだミジャがダイレクトで落とします。クンデに当たり、右に流れたボールをムニョスがシュート。わずかに枠の左に外れます。

 

62分、バルサのゴールキック。ショートで始めて右ハーフスペースのカサドがボールを受けます。カサドは右サイドへフィード。ラッシュフォードが完全に抜け出し、角度のないところでソリアと1対1になり、マイナスクロス。レバンドフスキがスルーして後方から走り込んだダニ・オルモがダイレクトシュート。ゴール左に突き刺します。

 

バルサが3-0とリードを広げます。

 

67分、ラッシュフォードが右からカットインしてニアへ左足シュート。ソリアがファインセーブ。

 

70分過ぎ、バルサが試合をコントロールし始めます。

 

87分、ヘタフェは右サイド高い位置でスローイン。混戦になるもカマラがポケットにスルーパス。走り込んだフェミニアがクロス。ニアでアラウホが触り、ファーに流れたボールをダビンチが拾って強引にシュート。ジョアン・ガルシアが正面でキャッチ。

 

91分、バルサの速攻。左サイドでボールを受けたラッシュフォードがゴールに向かってドリブルし中に持ち出しドゥアルテの股抜きシュート。ソリアが正面でブロック。

 

92分、バルサは速攻から右サイドのルーニーがボールを受けて中に持ち出し右足シュート。ソリアがセーブ。

 

バルサが3-0と勝利しました。

 

気になったプレーヤー

バルセロナ

#7フェラン・トーレス

レバンドフスキと同時出場も持ち味を発揮。左WGというよりは左ハーフスペースを中心に幅広く動くセカンドストライカーという感じだった。

 

#9レバンドフスキ

得点はなかったものの好調をキープしている。1点取れれば、得点を量産する気配はある。

 

#11ラフィーニャ

ヘタフェのラフプレーにイライラするシーンはあったものの、先制点の起点になり、2点目のアシストを記録。この試合のMOMと言っていい。

 

#20ダニ・オルモ

先発して1ゴール1アシスト。途中出場でも試合の流れを変えられるし、先発しても結果を残せる非常に有用な選手。フリック監督の信頼の厚いジョーカー的な立ち位置になりそうです。

 

#23クンデ

実況、解説も言っていたが、ヘタフェのラフプレーで何度も足を踏まれたり、蹴られたりするも冷静にプレー。大きなけがなく終われたのは良かった。

 

#17カサド

3点目のフィードは素晴らしかった。存在感を発揮。

 

#14ラッシュフォード

アプリにコンディションを入力していて2分遅刻したそうです。どのような理由であれ遅刻はしないように意識改革は必須です。ニューカッスル戦での大活躍でスタメンだったのにもったいなかったが、途中出場でアシストを記録。校長は維持している。

 

#24エリック・ガルシア&#15クリステンセン

時折シュートは打たれたものの、最終ラインを上手く統率。

 

ヘタフェ

特になし

 

総括

バルセロナ

誰が出場してもチームとしての強さを発揮。昨シーズンはヤマルがいないと攻撃のバランスが悪くなったが、今シーズンは様々なところから攻め込めるようになった。選手層も厚くなり、充実した陣容になっています。

 

ヘタフェ

相変わらずのラフプレー中心で試合を壊しにかかる。上手くいくと高い位置でボールを奪ってショートカウンターができるのだろうが、この試合では不発。ラフプレーに頼らないで、もっとうまくボールを奪うサッカーを目指してほしい。

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