
アジアが欲しい!
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七ツマル
2011年01月03日 18:35 visibility86
ACL出場権を逃したリーグ最終節から、ずっとその一心で戦い続けた今回の天皇杯。
ようやくアジア制覇へのスタートラインに立つ権利を確保できた!
設立20周年を迎える2011年のスタートを天皇杯制覇で飾れたのは素晴らしい☆
何度味わってもタイトル獲って喜びを爆発させるのは、最高!!!
ただ、今回は、優勝の喜びよりも、来季もACLで戦える安堵感、嬉しさの方が大きい。
ACL出場を確定させるまで、ずっと祈り続けてきたから。
試合に関しては、鹿島らしい勝利をモノにする力を発揮してくれたといったところ。
圧倒的ではないけど、なんだかんだ最後は勝っちゃうみたいな♪
5試合連続の2-1で優勝まで勝ち抜いたのも、今季の鹿島らしい。
引退する剛さんの花道を飾るために!
2010シーズンを無冠で終える訳にはいかない!
来季もアジア制覇へ挑戦したい!
そんな気持ちを力にして、勝利を奪いにいく!
ピークを過ぎた現在のチーム力でも、優勝を勝ち獲るだけの執念を魅せることができた。
決勝の前半は、特に良い内容だった!
素晴らしい気迫と集中力を魅せてくれた。
素早い攻守の切り替え
組織的なプレスでのボール奪取
連動したパスワークでのチャンスメーク
敵将の長谷川監督に、『前半は鹿島のゲームで何もやらせてもらえなかった』と言わせるほどの素晴らしいパフォーマンス☆
でもその凄く良い流れの前半で獲れたのが、26分の小笠原のCKからフェリペのヘッドの1点のみ。
良く言えば、流れがあるときにきっちりセットプレーで得点できたというところなんだろうけど。
良い流れのときに、2点目、3点目と畳みかけられないのが、今季の鹿島の苦しいところ。
後半は、息を吹き返した清水にビックチャンスを創られ始めるように。
で、やっぱり守りきれずに失点。。。
59分に本田拓也のロングフィードからヨンセンに決められる。
相手に勢いをつけさせる嫌な流れになるかと思った。。。
が、それを簡単に許さなかったのが、途中交代で投入された本山!
華麗なテクニックを駆使したドリブル、パスでリズムを創る。
中盤でボールを落ち着かせ、相手のペースにのまれないようにじっくりチャンスをうかがう。
そして、77分
野沢のFKにより勝ち越し!
清水の高い壁を越え、GKの手を弾いて入った美しい弾道☆
やっぱ、タイトルに向けて、野沢のゴールは欠かせない!
最後は、必死に清水の攻撃を弾き返し、
前線で勝負に徹したボールキープを魅せ、
何が何でもリードを守りきって、勝利を確保!
鹿島らしいセットプレー2発のしたたかな勝利☆
前半の勢いのまま圧倒して点差をつけた勝利をしたかったところだけど。
そしたら、オリヴェイラ監督の言う、『大岩選手をピッチに入れて、キャプテンマークを巻いて優勝してピッチで終わるという理想的なアイデア』が実現できたのに!
まぁ、それは、大岩が表彰台で天皇杯を掲げたことで、良しとすべきかな!?
それに、理想的な勝利を追い求めるよりも、現実的な勝利を確実にモノにする方が鹿島らしい。
そうやって、14冠ものタイトルを獲り続けた訳だし。
4シーズン続けてタイトルを獲るのも、J創設以来史上初の快挙☆
そんな鹿島のサポーターでいられるのが誇らしい!
『絶対にあきらめない姿勢とタイトルはすべて獲るという気持ち』
とは、大岩が語った鹿島の強さの要因。
これを継続して、これからもタイトルを獲り続けるぞ!
特に、来季こそはアジア制覇を成し遂げたい!
リーグ連覇が止まったことで、国内タイトルのプレッシャーも軽減されるハズ。
それが、アジアの戦いへもプラスの影響になるのでは!?
カルロンを始め、積極的な戦力補強も進めているし♪
来季こそ、何としてもアジア制覇!!!
そのために、来季も熱く激しくゴール裏で応援する!
そして、とことん鹿島を楽しんでいく♪
2011年も鹿島で熱くなって、感情爆発させて、楽しんでいくぞ!!!
【PICK UP PLAYERS】
☆大迫勇也☆
準々決勝、準決勝に続く決勝でのゴールはならなかったが、アグレッシブな好パフォーマンスを魅せ続けた☆
積極的にゴールに向かう動きで、自らボールを引き出して、チャンスを作り出していた。前半の裏を獲ったチャンスは惜しかったし、決勝点のFKの直前にも相手を出し抜くクイックスタートを引き出そうと巧みな動きだしを魅せていた。周囲との連携も高まり、組織力でチャンスを演出できるようになったのは、成長の証☆
先制点の場面も、しっかり体を張って、相手DF、GKを抑えるなど、隠れた好プレーを披露。身体を張った粘り強いポストプレーからもチャンスを創り出していた。野沢の決定機を演出するなど、視野の広い正確なパスでも攻撃をけん引していた。
また、素早いチェック、フィジカルを活かしたボール奪取など、守備面でも貢献。前半から、後方までしっかり戻ってチームを助ける働きを魅せていた。さすがに後半には疲れをみせていたが、ロスタイムに退くまで勝利に大きく貢献していた。
来季は、一層厳しいレギュラー争いが待っているが、天皇杯で魅せ続けたパフォーマンスを続ければ、レギュラー奪取も不可能ではないと思う。さらにフィジカルを鍛え、ゴールへの積極性を高めて、2011年をブレークスルーの年にしてほしい!
☆フェリペ ガブリエル☆
天皇杯決勝の大舞台で値千金の先制点☆中田浩二でブラインドになったCKに飛び込み、後頭部に当てて、ゴールへ押し込んだ泥臭い得点。ヘディング、競り合いの強さを発揮してくれた!
2010年は、なかなか得点が奪えず、苦しんだが、その技術の高さはホンモノ!この決勝戦でも、巧みなボールコントロールでチャンスを演出していた。2011年は、チームにも、リーグにも慣れたところで、さらに本領発揮としてもらいたい。その素晴らしいテクニックで、ゴール、アシスト含め、チームを勝利に導く活躍を期待したい!
☆野沢拓也☆
天皇杯優勝を決める決勝FK☆清水の高い壁を越え、ゴールに吸い込まれた美しいアーチを見事に描いてくれた!
前半から、積極的にシュートを放つなど、清水ゴールを脅かし続けた。前後半の興梠の決定機を演出したラストパスなど、高いテクニックでチャンスを演出。大一番に強い天才ぶりを発揮してくれた!
2011年は、30歳を迎えるが、その衰えないテクニックで、チームを勝利に導く活躍を魅せ続けてほしい!
☆宮崎智彦☆
的確なポジショニングからの堅実な守備、積極的なオーバーラップ、正確なクロスと攻守にわたり活躍を魅せた。対面の藤本や市川にあまり仕事をさせなかった守備で、チームの勝利に大きく貢献した。
今大会、大迫とともに大きな成長を魅せた選手だと思う。来季は、横浜FCへのレンタル移籍らしいが、試合経験を積んで大きく成長して、新井場の後継者として帰ってきてほしい!
☆本山雅志☆
『相手にとって一番使われたくないバイタルのところでプレーできるという部分に関しては、日本で一番ではないかと思う。長年、サッカーの世界で仕事をしているが、戦術的な理解度とゲームを読む力というのは、5本の指に入るくらいの能力を彼は持っていると思う。』とオリヴェイラ監督も絶賛する能力を発揮!
高いテクニックによるボールキープ、正確なパスで、同点に追いつかれ清水に傾きかけた流れを引きもどす活躍。勝ち越し後は、サイドでのボールキープで、逃げ切りを図るチームを助ける働き。途中投入でしっかりと役割をこなす見事なパフォーマンスを魅せてくれた☆
こんなに頼れる10番がベンチに控えていることが、鹿島の強さを象徴していると思う。来季、先発から使えるようになるかどうか分からないが、求められた役割をきっちりこなしてくれると信じている。今度は、アジアのタイトルへとチームを導く活躍を魅せてほしい☆ACL決勝の舞台で躍動する鹿島の10番の姿が見たい!
- 事務局に通報しました。
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