ぼくの目指すプロ野球選手(阪神ファンではありませんが・・・)

 ぼくが野球を始めて1年半が経ちました。まだまだ戦力にはなっていませんが、少しは上達してきて、足に自信があるっていうだけでか、1番も打たせてもらえる機会が出てきてます。


 ぼくに会ったことがある方はわかると思いますが、体は大きくないです。こういうHNを名乗っている以上、普通の人よりは筋肉がついてる自信はありますが、全然大柄ではないです。


 ジムに通い始めて、もうすぐ10年になります。いくらジムで鍛えてるといっても大柄な選手にはパワーはかないません。実際、ぼくが入っている2つのチームとも、クリーンナップを打つメンバーはみんな大柄です。


 プロ野球選手を見ても、みんな大柄です。だいたい、180cm前後で、170cm代前半の選手はかなり高度な技術を持っている選手ではないと活躍するのは難しいですよね。170cmに満たない選手はまず活躍できてないと思います。ベイスターズにもかつて、田中一徳っていう選手がドラフト1位で入団して、期待されていました。ぼくとほぼ同じ身長しかありませんでしたので、ぼくも応援していました。応援歌もあって、好きでしたよ。1軍での出場経験はあったものの、結局、戦力外になってしまいました。ぼくもできれば、身長、175cmくらいは欲しかったですね・・・。


 以前、自分のバッティングフォームに悩んでいたとき、マイヤキューのコージ苑さんから「琢朗、赤星あたりのフォームをまねしてみてはどうでしょう。」っていうアドバイスをいただいたことがあります。両者とも、チームの1番を打つ選手ですけど、イマイチタクローのスタイルってピンときません。ベイファンなのにね。で、赤星なんですけど、以前から好きなプロ野球選手の一人でしたが、野球を始めて、こういう選手になりたいな、と思った選手でもあります。応援する対象としては、もちろん、ベイスターズの選手になりますけど、自分がどういう草野球選手になりたいかといえば、彼になりますね(何となく言いたいことわかってもらえますかね?)。身長もそんなに変わらないし、歳も1つ違うだけ(誕生日が7ヶ月違い)だし、やっぱり、足に自信があるという共通点があることに非常に親近感を覚えています。ZETTの製品もよく使ってるしね。あ、あと、元車掌さんだというのもいいですね(笑)。




 そんなふうに思っていて、ちょうど、先日、マイヤキューのライぱち軍曹さんから、1冊の本を勧められました。阪神ファンさんならご存知だと思うのですが、 「逆風を切って走れ−小さな僕にできること−」 (主婦と生活社)です。勧められて、一度読んでみようと、本屋さんを回りまして、6,7軒目でやっと見つけました。横浜の有名書店の本店でも品切れという、人気の本のようです。


 買って早速、通勤途中の時間を利用して読みました。内容は、自身がオーナーを務める中学生の野球チーム「レッドスターベースボールクラブ」での出来事、そして、自身のプロ野球選手になるまでと、なってからのエピソードがメインになっています。詳しい内容は買って読んでいただくとして、読んでみて、なるほどな〜、って思うことがいくつも出てきました。そのうち、本文を抜粋して、それについて思ったことを何点か挙げてみます。


・「野球では3割打てば一流のバッターと認めてもらえる」「野球は『失敗のスポーツ』と言っていいと思います」「いい結果を残すには失敗を引きずらないことこそ大事」「失敗に強い選手がいい選手になっていく」


 ぼくは日記にも書いたことがありますが、プレッシャーに弱いです。でも、最近、調子が上向きなのも、練習をやってきたこと、また試合に少しずつ慣れてきて、そのプレッシャーを少しずつ感じにくくなっているのも原因の一つだと思います。そう考えると、いつもの練習ってやっぱり大事なんだな、と思います。


・「盗塁でいちばん大事なのは気持ちです。盗塁は勇気だ、と僕はいつも言っています。」



 そうなんですよね。まず足ではないんですよね。ぼくは今のところ、盗塁してアウトになったことはほとんどありませんが、アウトになったときって必ず、勇気がなくて、中途半端にスタートしてしまったっていうときなんですよね。あとは相手のピッチャーを観察する力も必要なんでしょうかね。


・「僕がホームランを打つための練習をしてもムダなんです。と、いうか、少なくとも、僕のホームランは誰も求めていない。僕がすべきことは、できるだけ多く出塁し、そして足で相手をかき回すことです。」



 ぼくがジムに通いしているのも、決して筋肉をつけてホームランを打ちたいためではありません。まあ、打てるにこしたことはないですけど、運動量が減って、お腹が出てきたりして、足が遅くなってしまうのを防ぐためなんですよね。実際、ウチのエンジユニチームのクリーンナップを打ってるチームメートがいるんですが、大柄なんですよね。先日の大会でも出塁したんですが、普段運動しないから、足がつってしまい、代走を出したことがありました。でもその人、学生時代が陸上部で短距離をやっていたそうです。トレーニングして格段に足が速くなることはないですけど、トレーニングしなくて足が遅くなってしまうことがあるんだな、って改めて思いました。Hさん、ネタにしてしまい、すいません・・・。


・「よく質問されて、しかもいちばん困るのが『どうやったら足が速くなりますか?』という質問です。こればかりは生まれつき速かったので答えようがありません。だから聞かないでください(笑)。」


 まさしく、同感です。ぼくも子供のころから足が速かったです。ぼくも何で足が速いのか聞かれますが、わかりません。これといったトレーニングもしてません。野球選手ってみんな、走りこみとかして、下半身がごっついですが、それでも、足の遅い選手もいますよね。何かトレーニングをして足が速くなるものではなくて、これだけは天賦の才能(大げさかな)といっていいのではないでしょうか。


 それ以外にも参考になる話が満載で、非常に励みになりました。ライぱちさん、この本のこと、教えてくれてありがとうございました!


 先ほど、「天賦の才能」なんて書いてしまいましたが、今のところ、ぼくにはそれくらいしかとりえがありません。そのとりえを生かすにも、まず、出塁しないといけません。バントもできないといけませんし、きれいなスライディングもできないといけません。状況を見ていろいろなことができないといけないってことですかね。いろいろ課題は山積してます。


 ってことで、赤星みたいに「不動の1番」を務められるように頑張ります!





<おまけ>







 数年前に、実家に帰省する途中、赤星の地元、愛知県刈谷市でやっていた「赤星憲広応援展」に行ってきたんで、その写真を貼り付けておきます。ケイタイで撮った写真なんで、あんまりよくないです。1枚目の写真は等身大のパネル、2枚目の写真は彼の生い立ちや、野球暦が紹介されてる年表です。今でもやってるのかな?〜。


<おわり>













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